こんにちは。営業設計の竹村です。
東京遊牧少女の包
仙台メディアテークを設計された建築家の伊藤豊雄さんは35年前、
「東京遊牧少女の包(パオ)」という概念を発表されました。
※パオはモンゴルの遊牧民の仮設テントのこと。
若い女性たちが都市機能に依存、享受し、消費するライフスタイルを
コンセプチュアルに表現したもので、
彼女らの暮らしは家の中で成り立つのではなく、
都市に点在するレストランやデパート、コンビニ、コインランドリーという空間を
生活空間として消費しながら、遊牧民の様に暮らしている。
暮らしに必要なものは、たったの3つの家具とベッド、それを包むパオである。
(という風に覚えています、間違っていたらごめんなさい・・・)
という批判的なメッセージを込めた概念なのですが、
15年前の学生時代は「なるほど、言い当ててる!」と思ったものでした。
これからの「住まい」に求められるもの
これからの時代は「東京で遊牧」なんてのんきなことは言ってられません。コロナの影響で、これからの住まいに求められるものは変化していきます。
■在宅時間が長くなることによる、居心地の良さの追求
■日々の暮らしがより楽しくなるような工夫
■ストレスフリーな住環境(採光、通風、温熱環境)
■従来よりもテレワークに特化した書斎
■パントリーの充実
■息抜きと楽しみのための庭の充実
■シェルターとしての機能
ざっと書き出してみましたが、実はこれらは私たちの家づくりにおいては、
(書斎の有無はご要望によりますが)ごく当たり前のこととして取り組んでいます。
コロナ禍で住まいの本質が見直され、より明確化するのではないでしょうか。
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