こんにちは。営業設計の竹村です。
先日、「上新栄町の家」がめでたく上棟しました。
「深い軒」をファサードデザインに取り入れ、最大でなんと1.5mも軒を出しています。
構造計算によって軒の出の長さ毎に垂木の寸法とピッチを決定することで、
この建物では3種類の垂木のピッチが存在しています。
垂木は現しにしますので、道路から軒裏を見上げると場所によって
垂木の間隔が異なるという、特殊なファサードデザインになりました。
構造計算に裏付けされた「理にかなった意匠」は、
建物に「固有性」や「場所性」、「地域性」を付与していきます。
玄関へのアプローチは、高さを抑えたヒューマンスケールの軒をくぐります。
この佇まいがなんとも良かったので、思わず伊藤さんへLINEしたところ、
「ヒューマンスケールの建物が街から姿を消していますよね」とのお返事がきました。
例えば車を運転していて私が良く思うのは、
玄関ドアの背が高すぎだったり(既製品の玄関ドアは、とんでもなく背が高い)、
軒が高すぎて雨風雪がどんどん入ってきそうな玄関ポーチだったり、
スケールアウトした建物が本当に多いこと!
この低い軒は、建築をより身近な存在へと近づけてくれます。
「上新栄町の家」の佇まいは、家と人との「いい感じの距離感」を感じさせてくれます。
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