こんにちは。営業設計の竹村です。
ノモトホームズの住まいには、たびたび吹抜けが登場します。
上下階の空間がつながることで、
コミュニケーションが生まれたり、また薪ストーブの暖気を2階に届けたり、
エアコンの設置位置を工夫すれば、吹抜けを介して全館空調なんていう
快適性につながるメリットもあります。
また吹抜けは、平面的な広がりだけでなく、断面的な、高さ方向の広がりを生みます。
なにより吹抜けって、気持ちいいですよね。
さて、吹抜けがあるということは、
少なからず二階の吹抜けに面するところには手摺ないし腰壁があります。
ノモトホームズの家では数種類のパターンがあり、
お客様のお住まい毎に、吹抜けの手摺を計画しています。
こちらは「新石山の家」の吹抜け。
吹抜けに面する二階ホールの手すりに、杉の無垢板を使いました。
小さなお子様がいらっしゃるので、丁度足が届きそうな中間の幅広の板と板の隙間は
足を掛けられないよう、板同士の間隔を検討し、細いスリットとしました。
こちらは「関屋松波町の家」の吹抜け。
薪ストーブの暖気を2階に届けます。
手摺にはスチールを用いて、同じくスチール製の薪ストーブとの親和性を考えました。
こちらは「窪田町の家」の吹抜け。
二階ホールの腰壁は漆喰の壁にして、スッキリとさせています。
またこうすることで、存在感のある太鼓梁も、より強調されています。
こちらは「女池上山の家」の吹抜けを囲む回廊。
漆喰の腰壁と杉の無垢板を組み合わせた意匠としています。
こちらは1階の間取りを考慮し、1階からの視線が抜ける方向は
杉の無垢板を使って少し目隠しにする程度とし、
その他は漆喰の腰壁を使ってスッキリまとめています。
吹抜けの手摺一つとっても、こうやって改めて見直しますと、
それぞれの建主さまの家族構成や、吹抜けの使い方、間取りの特徴が現れた、
パーソナリティーの溢れるものになるなぁと、改めて思います。
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ノモトホームズ
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