新潟も梅雨入りしたとは言え
南の方では早 梅雨明とか
冬の降雪の少ないところへ
雨も少なく 水不足が懸念されています
こちらも 朝のうちに降ったと思えば
ほんの短時間で止み 日差しも強く
降った分 新潟特有の蒸し暑さに
拍車がかかる日々・・・
この調子で そのまま夏に・・・
些か 心配なところではあります
我々建築に携わるものには
あまり 歓迎されない雨ではありますが
自然を相手の農業の方々にとっては大変な事
やはり 降る時に降るものが降ってくれないと・・・
今日のお題 日々の中で
あまりどうと言う話ではないのですが
何となく 健気で見入ってしまった
クマバチの話です
以前 展示場デッキ上に
丁度 板を固定する為のビスの横に
同じような 大きさの穴がポッカリと
開いていて おそらく何らかの虫とは
見当はつけはていたのですが
数日後この虫が クマバチある事が
分かりました 英名では 木材を材料にして
巣を造る為Carpenter bee 大工ハチとも
呼ばれているとか
小さかった頃の記憶には
横からの穴を掘って出入りする姿を
目にした覚えがあったのですが
このハチは上から掘ったのですね
そのせいなのか 数日後からハチの姿は
観えなくなり「 移転ですか 」と思っていたら
懲りもせずに 今度は事務所のデッキに
せっせとまた 上から穴掘り
手の空いた時間に観ていると
穴の周りに綺麗に木屑の山を造り
どこからか切り取って来た物か
青々とした小さな葉片を巣穴へ・・・
逞しいと言ったら良いのか
小さな虫の命の営みではありますが
チョットした感動さえ覚えます
普段日常の生活の中で
忙しさにかまけて見落して来たものって
きっと 結構有るのではないかと
クマバチの巣造りを観ていて
そんな事を思って居りました。