こんにちは。営業設計の竹村です。
今月末は久しぶりの完成見学会。7月20日より2週連続、2会場にて行います。
家づくりをお考えの皆さまには、ぜひお越しいただきたいという想いで、
本日のブログは「向陽の家」の現場進捗レポです!
いよいよ外構工事もスタートし、昨日から遠藤さんも現場に足しげく通っています。
最大で1.7mの高さのRC擁壁を施工するのですが、今回は「杉板型枠」を使います。
写真は、先日のチルチンびと京都研修の帰りに寄った、京都御所のRC擁壁。
型枠に杉板を使うことで、杉の模様をコンクリートに転写させる仕組みです。
無機質になりがちなコンクリートの擁壁も、杉板型枠を使うことで
木目が醸し出す「ゆらぎ」が、コンクリートのテクスチャーとして現れます。
向陽の家では、この杉板型枠を使ったRC擁壁に直行するように、
本物の杉板を使った板塀も施工していきます。
本物の杉と、コンクリートと木目のコラボレーションが、今から楽しみです。
今回の見どころは、なんといっても2階リビング。
南側に大開口を設け、とても明るい室内になっています。
化粧垂木がリズミカルに並ぶ舟底天井が、最大の特徴。
垂木の間には、国産の杉羽目板12mm厚の上小節を使っています。
竣工時は白っぽい見た目ですが、これが年月を経るにつれ、
どんどん飴色に変色し、ぐっと深みを増していきます。
化粧垂木の一番低いところで、床から2mちょっとですが、これがまたいい感じの低さで、
なんとも落ち着く空間になりました。
ちなみに写真左に写る棟梁の榎本大工が手に持っているのは、
階段手摺のコーナー部分のつなぎ材。
手の込んだ仕口を作ってきてくれていました。
キッチン周りも大詰めです。
レンジフードが取りつく壁は、当初の計画では天井まで伸ばす予定でした。
ですが、せっかくの天井を生かしたいなぁ・・・という想いで、
このように途中で壁を止めるよう変更してもらいました。
これによって天井が奥まで伸び、空間に奥行きが生まれました。
大工工事が終わった1階部分。
私のブログでもたびたび登場してもらっている佐藤左官さんが、
漆喰の下塗りを開始していました。
漆喰は、下塗り→中塗り→上塗りの3工程で行っていきます。
「佐藤さん、ブログに載せていいですか?!」聞くと「いいよ~!」と二つ返事。
これから室内が仕上がっていくのが楽しみです!
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