今週から建物の解体に掛かりました現場があります。
内装の建具やら畳などを剥している状況です。
和室だった部屋の壁は土壁。
昔ながらの小舞を組んでの土壁下地です。
個人的にはベト壁と言った方が馴染み易いですが・・・。
残念ながら最近の建物では見掛けなくなったものの1つではないでしょうか。
それをしなくても出来るように進化してきたとも言えるが、
いざ竹で小舞を・・・となった時に出来る人がどれほどいるのか。
伝統的手法は残していきたいところではありますし、
また、少なからず関わりのある仕事をしているわけでありますから、
全く無視できないところと感じています。