こんにちは。営業設計の竹村です。
前回のブログにてご紹介させていただいた「玉川学園の家」見学後、
港区南青山にある「根津美術館」を見学してきました。
設計は建築家の隈研吾 氏。
地下鉄銀座線表参道駅を出て徒歩10分ほどのところにあり、
2009年に開館した和の佇まいを持つ私立美術館です。
外観で特徴的なのは、瓦屋根から続く薄い軒先。スチールでできています。
エントランスまでのアプローチ。
竹格子に深い軒が特徴的で、根津美術館といえばこのアプローチが有名です。
軒裏は木毛セメント板?の様な素材が使われていました。
木造建築で言うところの化粧垂木は、スチールで構成されています。
エントランスはこのような感じです。
鉄骨の登り梁が、繊細なデザインの屋根、アプローチに比べて荒々しい印象を受けます。
エントランスホールはこのような感じです。
軽やかに並ぶ天井の化粧パネルは、木目が印刷されたいわゆる「新建材」です。
警備員さんもにっこり。
恒例のトイレチェック。間接照明が使われていました。
根津美術館の展示品は、日本画が中心となります。
一般的な日本画の展示室の照度は150~300lx(ルクス)。
そこでトイレを明るくし過ぎると問題があるため、
あえてのこの照度で設計されています(と解釈しました)。
長くなりそうですので、今回はここまで。
次回のブログで、根津美術館の庭園についてご紹介させていただきます!
なぜ化粧垂木がスチールなのか、軒先が薄いのか、
軒裏が木毛セメント板なのか、竹格子なのか、木目の化粧パネルなのか・・・
庭園を1時間程歩き回っていると、ほんの少し分かったような気がしました。
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