こんにちは。営業設計の竹村です。
9/15(土)~17(月)に完成見学会を予定しております、
「女池上山の家」が竣工間近とのことで、さっそくブログで皆さまにご紹介すべく、
写真撮影に行ってきました。
到着すると現場担当の上村さんが「私もブログに載せようと思っています」とのこと!笑
ということで、一昨日の上村さんのブログとかぶりますが、ご了承くださいませ。
外壁は、ウッドロングエコで塗装した杉羽目板を、同じく杉の押縁で留めています。
竣工当初は焦げ茶色をしている杉板ですが、これが経年変化によって
だんだんとシルバーグレーに変色していきます。
2階部分は吹付塗装で、下地のサイディングの目地を潰した「目地無し仕上げ」です。
窓辺に見えるのは布団干し兼、窓手すり。
軒先の鼻隠しや破風板同様、よく雨に当たる木部には、杉ではなく水に強い桧を使います。
軒裏は杉の垂木と野地板を現しにしています。
細かいところですが、押縁を端まで張り下げないのがノモトホームズ流。
「最後までべたーっとせずに途中で止める」のが、全体を上品に見せてくれます。
モデルハウスを設計いただいた泉幸甫先生も、ご自身のブログの中で
村野藤吾作品を例に出しながら解説されています。
内部は薪ストーブを中心に、広間とダイニング、キッチンが一体となっています。
今回は建主さまのご希望で、障子ではなくプリーツスクリーンを採用しました。
外部から柔らかな自然光が差し込みます。
引違いの障子は、開けても片方からしか外が見えないですが、
プリーツスクリーンの場合、上げたときに窓全体から外を見れるというメリットがあります。
ダイニングの上部は2階の共有ホールへとつながる吹抜け。
天井の杉羽目板を大きな太鼓梁で見切ります。
2階の共有ホールは、天井を屋根なりに勾配天井とし、
2階の小屋梁と小屋束を現しとしています。
隅の火打梁は、天井を下げて隠し、漆喰で塗りまわしています。
こうすることで天井の高いところ、低いところが生まれ、いい感じの空間になりました。
共有ホールはカウンターと、造り付けの本棚を設置。
私はここが特にお気に入りの場所です。
南側の窓を望めば、通りに向かって視界が開けていきます。
窓枠も漆喰で塗りまわして、すっきり見せます。
窓辺には、天井からワイヤーを下げ、ステンレスパイプを設けた物干し場も兼ねます。
広間の入隅サッシは、通常であれば小壁ができてしまうところを、
監督の上村さんと棟梁と相談しながらすっきり納めてもらいました。
9月の3連休に予定している完成見学会は、
ノモトホームズのこだわりを、多くのお客様に知っていただける機会です。
私自身、今から楽しみでなりません。
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