東区牡丹山にて新たな家の建築が始まりました。
今回の計画はお建て替え工事であり、
既存の建物を解体するところからスタートしました。
敷地がきれいに均され、いよいよ建築工事が本格的に始まる段階となります。
先日は工事に先駆けて地鎮祭も執り行われ、
無事に工事が進むことを祈願させていただきました。
K様、この度は誠におめでとうございます。
さて、今回の工事では、地盤調査の結果地盤改良が必要との判定でしたので、
地盤改良工事から本格的に工事がはじまりました。
地盤改良工事とは?
地盤改良工事とは、住宅を建設する土地の地盤が弱い場合に、
その地盤を補強するための工事です。
住宅の基礎は地盤に大きく依存しており、
地盤が弱いと時間が経つにつれて地盤沈下が起き、
最終的には建物が傾いたりする危険性があります。
こうした問題を防ぐため地盤を強化し、
建物をしっかり支えられるようにするのが地盤改良工事の目的です。
地盤改良工事が必要かどうかは、事前に行った地盤調査の結果をもとに判断されます。
この調査は、計画している建物の四隅と中央の5点で行われ、地盤の強弱が測定されます。
残念ながら、新潟県では、田んぼや沼、河川などの影響で地盤が弱い場所が多く、
ほとんどの土地で地盤改良が必要だと判断されることが多いのです。
新潟の地盤特性
新潟平野は越後平野とも呼ばれ、
信濃川や阿賀野川という日本有数の河川に囲まれた地域です。
この地域の下流域には、自然堤防や砂丘が発達しており、
その影響で潟が多く形成されています。
実際、新潟市内の多くの地域は、
もともと水田や潟を埋め立てて造成された土地です。
『潟』『津』など水を連想させる文字が入っている地名はその名残の場合が多いですね。
このような土地では地盤が軟弱であることが多く、
地盤改良が必須となることがあります。
地盤改良工事の重要性
地盤改良工事は、新築工事を安全に進めるために欠かせないステップです。
地盤の強さを正確に把握し、必要な補強工事を行うことで、建物が長期間安全に住み続けられるようになります。
地盤調査の結果に基づいて適切な予算を確保しておくことが非常に重要です。
地盤改良工事を適切に行うことで、安心して長く住み続けられる家を建てることができます。
K様のご新居もしっかりとした基盤の上に
素晴らしい家が建つようしっかりと進めさせていただきます。