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平屋について考える

こんにちは。営業設計の竹村です。

2025年、40歳になり、この期に及んでようやく健康に気を使うようになりました。

手始めに、スマホアプリで記録ができるタニタの体重計を購入。毎日体重計に乗るようになりました。

それから隔週で設計の田中くんとHARUMACHI coffeeの田邉さんとフットサルへ。夜9時から11時まで、2時間の運動をしています。

昼ごはんは、これまでほっともっとの弁当だったのを、生野菜サラダとお肉の弁当を毎朝自分でつくるようになりました。コーラをはじめとした清涼飲料水も今年になって飲んでいません。

しかしながら現在体重に大きな変化はありません!笑

やはり運動を増やさないと…春になればウォーキングもはじめようと思います。春ももうすぐですね!

さて、本日から完成見学会を開催させていただいている西蒲区の平屋にちなみ、本日は平屋について書いてみたいと思います。

西蒲区の家_外観

 

平屋のメリット・デメリットと二階建てとの違い

近年、平屋の人気が高まっています。かつては「広い土地が必要」「コストが高い」といったイメージが強く、地方の住宅に多い印象がありましたが、現在では都市部でも平屋を希望する方が増えています。では、なぜ平屋が注目されているのでしょうか。平屋のメリット・デメリット、二階建てとの違いについて解説したいと思います。

平屋住宅のメリット

動線の良さ

平屋最大のメリットは、すべての空間がワンフロアにまとまっていることです。階段がないため移動がスムーズで、生活のしやすさが格段に向上します。特に、子育て世帯や高齢者にとっては、日々の負担が少なく、安全性の高い住まいとなります。

家族のコミュニケーションがとりやすい

二階建てでは、リビングが1階、寝室が2階という間取りが一般的ですが、平屋ではすべての部屋が1フロアにあるため、家族同士が顔を合わせる機会が増えます。お子さんの成長を間近で見守りやすく、家族のつながりを大切にしたい方にとって魅力的な住まいです。

メンテナンスがしやすい

外壁の塗り替えや屋根のメンテナンスを行う際、二階建てでは足場を組む必要がありますが、平屋の場合は高さが低いため、作業の手間やコストを抑えることができます。将来のメンテナンスコストの低さも、長く住む家としての魅力のひとつです。

平屋のデメリット

広い敷地が必要

平屋を建てる場合、同じ延床面積の二階建てと比べると、より広い敷地が必要になります。都市部では土地の価格が高いため、十分な土地を確保するのが難しいことがあります。建ぺい率(敷地に対する建築面積の割合)の制限によって、希望の広さの住まいが実現しづらいケースもあります。

コストが高くなりやすい

同じ床面積で比較した場合、平屋のほうが基礎と屋根の面積が大きくなるため、建築コストが高くなり、設計によってはコストがかさむことも。階段や二階の床・壁が不要になるため、工事費を抑えるために設計の工夫を行うことが重要です。

プライバシーの確保が難しい

ワンフロアで生活するため、部屋同士の距離が近くなりやすく、音や視線が気になることがあります。また、周囲の建物との距離によっては、外からの視線が入りやすくなることもあるため、窓の配置や外構計画に工夫が必要です。

日当たりや風通しの確保が課題になることも

二階建てに比べて建物の高さが低いため、周囲の建物の影響を受けやすく、日当たりが悪くなることがあります。また、風の通り道を確保するためには、中庭や吹き抜けを取り入れるなどの工夫が必要です。南側に十分な庭が確保できず、また隣家の背が高く敷地内に影が落ちて暗い場合は特に注意が必要です。

二階建てとの違いと選び方

スペースの使い方

二階建ては、限られた敷地でも延床面積を確保しやすく、1階を生活空間、2階をプライベート空間として分けることができます。一方、平屋はすべての空間が1フロアにまとまるため、家全体の一体感が生まれやすいのが特徴です。

将来のライフスタイルを考える

若いうちは階段の昇り降りが苦にならなくても、高齢になると負担になることがあります。バリアフリーの観点から考えると、将来的に平屋のほうが快適に過ごせる可能性が高いです。一方で、お子さんが小さいうちは、二階建てのほうが部屋を分けやすく、生活スタイルの変化に対応しやすいメリットもあります。

土地の状況を確認する

平屋を建てるには、ある程度広い土地が必要になります。特に都市部では、十分な敷地を確保できるかどうかがポイントになります。二階建てであれば、限られた敷地でも採光や風通しを確保しやすいため、周囲の環境を考慮して判断することが大切です。

まとめ

平屋住宅は、動線の良さや家族のコミュニケーションのとりやすさなど、多くのメリットがあります。一方で、敷地の広さや建築コスト、プライバシーの確保など、考慮すべき点もあります。

二階建てとどちらが良いかは、土地の広さやコスト、家族構成、将来のライフスタイルによって異なります。自分たちの暮らしに合った住まいを選ぶために、メリット・デメリットをしっかり比較し、設計の工夫を取り入れることが大切です。

最近では、限られた敷地でも快適な平屋を実現するための設計アイデアも増えてきています。例えば、中庭を設けることで採光や風通しを確保したり、ロフトやスキップフロアを活用して空間を有効に使ったりする工夫もあります。

これから家を建てる方は、ぜひ平屋と二階建ての違いを理解し、自分たちにとって最適な住まいを見つけてみてください。

営業・設計
竹村 泰彦YASUHIKO TAKEMURA
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