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施工管理(現場監督)のお仕事~①~

佐藤です。

天気予報にとうとう雪マークが出始めましたね。
私の家はタイヤ交換も済み、除雪道具も用意できているので準備は万端ですが、なるべく降らないことを願いたいと思います。。。

今回から「施工管理(現場監督)のお仕事」と題して、何回まで続くかわかりませんが現場の話もはさみつつ、普段どんなことをしているのか簡単にご紹介していきたいと思います。

第一回目としては工程表について書いてみたいと思います。
建築工事には「工程表」といわれる現場のスケジュールや工数、進捗状況などをまとめた作業の予定表があります。

大枠は年間の棟数をもとに枠を作ってはめ込んでいます。

大工さんの予定や理想の年間着工数目安に枠組みを入れています。

そこから具体的に地鎮祭や上棟日、希望入居日などを設定して、逆算で作成していくのですが、家の大きさや仕様、立地状況などを考慮して日数を検討しますが、それ以外に「六曜」と「三隣亡」というものも考慮して作成しています。

「六曜」についてはカレンダーに記載されているものも多々あるので見覚えはあるかとは思いますが、意味合いはあまり理解していない方も多いかもしれません。

ざっくりですがまとめてみました。

六曜 読み方 おおまかな意味
大安 たいあん 吉日で万事進んでよしという。
先勝 せんかち、せんしょう 午前は吉、午後は凶、急いで吉という。
先負 さきまけ、せんぷ この日平静を守って吉、午前は凶、午後は吉という。
友引 ともびき、ゆういん 朝晩は吉、昼は凶とする。
赤口 せきぐち、しゃっこう 大凶の日。正午のみ吉という 。
仏滅 ぶつめつ 俗に万事に凶である悪日とする。

お施主様の予定を優先することも多いですが、イベントなどの日時は六曜の意味合いをもとに設定しています。

そしてもう一つの「三隣亡(さんりんぼう)」も考慮します。
三隣亡とは、この日に建築すると後日火災に見舞われ、近隣3軒 まで滅ぼすといって忌む日。 とされていまして、できればさけた方がいい日とされています。

工事日数などを考慮して大きな項目で仮工程を作成します。

最近はこういったことを気にされないお施主様もいますが、なるべく意識して日程を決めるようにしています。

工事前にはここからさらに業者ごとに分けた細かな工程を作成して工事を進めています。

現在、来年に始まる物件の工程表を作成中です。

雪の状況などがどうなるかわかりませんが、安全に工事が進めるよう作成していきたいと思います。

 

佐藤 大 DAI SATO
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