新潟県で一番北の山間地域なので、涼しいと期待して向かいましたが、とても蒸し暑い中 木材の検品を行ってきました。
木材の乾燥具合、梁材の向き、柱の向き、抜け節等、木材全体をを確認しました。建物の構造に関する問題を事前に発見し、修正することができ建物の耐久性や安全性、意匠を確保するために行いました。今回は村上森林組合の特別の機械で製材した背割りの入っていない、芯去の丸太材使用しています。どんな風情になるか完成が待ち遠しいです。
地元の木材を使った工事は、地域とのつながりを深めるだけでなく、持続可能な林業が可能になります。山北地域の豊かな森林資源を活かして、地域に貢献します。伝統を守りながら、新しい価値を創造することにつながり、地元の木材産業の発展にも役割を果たすと思います。