こんにちは。営業設計の竹村です。
店舗の設計施工をご依頼いただいておりました村上市の雑貨店「日用雑貨おりにふれ」さんへ、アオダモの鉢植えをお届けに行ってきました。
場所はこちら↓
商品が納品されたとのことで、店主の杉田淳子さんがセレクトされた逸品が、きれいにディスプレイされていました!
什器を設置させていただいて実際に使っていただいているのを拝見し、思わず嬉しくなります。
先日のブログで「オープンは本日7月13日」と書いておりましたが、店主の杉田さんから「竹村さ~ん、オープン間に合いませんでした~!」とのことで、もう少し先のオープンになるそうです!楽しみですね(^^)
「Jパネル」という杉の三層板2枚を、余すところなく木取りして大工の小田さんにつくってもらったカウンターテーブル。
食卓のワンシーンが想像できるディスプレイで、お皿の使い方がイメージしやすかったです!
瀬戸焼?のお皿とのことで、現在益子焼のお皿の入荷待ちだそうです。
料理が好きなので、お皿にこだわりたいな~と常々思いつつこだわれていないので、、、またオープンした際は購入させていただきたいと思いました!
テーブルの天板は厚み30㎜ですが、大工さんにテーパー加工で一手間加えてもらって、薄く見せています。
Mac book air を想像していただけると分かりますが、なるべく薄く見せたい時に使うデザイン手法の一つです。
右手奥に見えるのは杉の羽目板を張った試着室。
ランマをオープンにするのは住宅設計でも良く使う手法ですが、狭い試着室でも圧迫感を無くせるように、自然光や照明器具からの光が入ってくるようにという理由から、上部を開放させました。
中央には角を丸く面取りした杉の無節の化粧柱を入れて壁の剛性を確保するとともに、木の存在感を感じられるようにしました。
こちらは食器棚ですが、上段に置かれた花瓶がとってもきれいでした!
花を活けなくとも、これだけでインテリアになりそうですよね。
こちらは生活雑貨のコーナー。右手の棚に並んでいるのは食器用洗剤とのこと。
こちらの棚もJパネルでつくっています。
これも910×1820のJパネルの木取りから、端材がなるべく出ないような寸法にしてコスパを重視したデザインにしています。
将来的には在庫や梱包資材も収納できるような引き出しも付けることができます。
こちらはレジカウンターまわり。
奥の扉はもともとあったもので、杉田さんの方でDIYで塗装をされました。
R形状が可愛らしいですよね!
レジカウンターは、お客さん側にも商品棚を設けて、小物が置けるスペースにしたいとのご要望からこのようなデザインに。
ちょっと見えにくいのですが、棚板の前面には高さの低い幕板を設けて、商品の落下防止にするとともに、大工さんの「一手間」が感じられるようにしています。
幕板の両脇も40㎜ずつ開けて、そこにも「一手間のデザイン」を取り入れています。
オープンはきっと間もなくだと思います!
ぜひ、お皿や雑貨、こだわりの逸品に出会いに、「日用雑貨おりにふれ」さんへ行かれてはいかがでしょうか。