スタッフブログ

月刊アーキテクトビルダーに掲載いただきました!

こんにちは。営業設計の竹村です。

先日、工務店業界では知らない人はいない「月刊アーキテクトビルダー」さんより、取材いただきました。

”おしゃれ天井 超鉄板ディテール”と題された今回の企画ですが、いつもお世話になっている新建ハウジングの編集者の方からお声がけいただいたもので、「坂井砂山の家」「向陽の家」「山二ツの家」の天井納まりについて取材いただきました。マニアック!笑
今回のブログでは、掲載いただいた内容についてご紹介させていただきます。

向陽の家は、2階リビングなので、屋根の形をそのまま天井の形に表しています。
ポイントは、低い部分の寸法をどうするか。
外部に伸びる軒裏が、室内からも見えるくらいになるように、階高と天井の勾配を検討しました。
向陽の家では化粧垂木の寸法をスタディしながら、一番低い部分の高さでサッシ上端から100㎜程度になるように、なるべく低く設定しています。
現在設計を進めている「五十嵐二の町の家」も、化粧垂木がありますので、同様に高さのスタディを行っていきます。

垂木と漆喰の壁の取り合い部分は、見切り等入れずに左官屋さんの技術ですっきり納めてもらっています。食器棚上部に間接照明を設置し、垂木と天井板を優しく照らしています。

 

次は坂井砂山の家の天井。こちらは写真左側の屋外が土庇になっているため、土庇の軒の高さをなるべく低く抑えたいという理由で、棟(最頂部)を写真の様に土庇と反対側へずらし、軒先の高さをなるべく低く抑えています。
空間もアシンメトリーになったことで変化が生まれました!

土庇側から見るとこんな感じです。軒先が低く、良いですよね!

 

最後は山二ツの家。

きれいに貼られたラワンの天井について取材いただきました。
ラワンはシナよりも木目が出て風合いがあります。吉村順三、レーモンド建築にも時折仕上げとして採用されているラワンは、当時は安価な素材でしたが今ではそこそこする素材になっています。
桁行方向の寸法が3185㎜なので、3×6のラワンベニアを割いて中央から割付。現場の遠藤さんと相談しながら決めていきました。
目地は5㎜幅として目透かし張りに。経年変化でラワンの色味が増していくのも楽しみです。

 

営業・設計
竹村 泰彦 YASUHIKO TAKEMURA
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