こんにちは。営業設計の竹村です。
現在、村上市にて店舗の工事を進めています。
店主は「村上の家」のオーナーであるS様。
長年の夢だった雑貨店の開業ということで、大変ありがたいことに、ご相談をいただきました。
工事を進めているのが、こちらのRC造の建物。歩道に立っているのが店主のS様(奥様)。
入口のドアはアルミの既製品が付いていて、S様の雑貨店の雰囲気と合わないため、いつもの建具屋さんで木製のドアに取り換えてもらいます。
店舗前の床にはタイルが敷かれていて、これもイマイチなので、ここはS様のDIYで板を貼ってもらい、デッキ風になる予定。
一部、RCの柱型が見えている部分には、大工さんに板を貼ってもらいます。
もともとの内装はこんな感じです。
コンクリートの床にクッションフロアが敷かれた、よくある店舗の内装。
これでは雑貨店としてイマイチなので、S様が購入された杉の無垢板を、S様のご自宅を担当していただいた棟梁に貼ってもらいます。
住宅の場合、床板は合板(木材)の上に施工しますが、今回はコンクリートの床なので、特殊なキリでコンクリートにφ4.3の下穴を開け、φ5のコンクリートビスを使って、床板を止めていきます。
今回700本近くのビスを打っていただいたので、頭が下がります。
場所は村上駅から徒歩圏内で、村上市地域振興局前にあるこちらのビル。
1階中央の約20帖ほどのスペースです。
店主のS様がお住まいの村上の家は、以前にも季刊誌『チルチンびと』や『ハウジングKomachi』で何度か取材させていただいたお宅。
お使いの日用雑貨一品一品が美しく、こだわりのあるものばかりでした。
そんなS様が営まれる雑貨店ということもあって、これからどんな商品がセレクトされていくか、私も楽しみでなりません。