こんにちは。営業設計の竹村です。
本日は文京町の家にて、建主様と打ち合わせをさせていただきました。
建主様には大変喜んでいただき、またお子様も完成を楽しみにされているという事をお伺いしまして、本当に嬉しく、これこそが「家づくりを仕事にしている醍醐味だなぁ」と、改めて実感しました。
文京町の家は、建主様のご厚意により、2月3日（土）・4日（日）の2日間で完成見学会を開催させていただきます。1時間に1組様ずつの予約制の見学会となります。
現在残り7枠となっておりますので、家づくりをお考えの方は、ぜひこの機会にお申込みいただけますと幸いです。
こちらはリビングからキッチンを望む写真。中央の柱は150φの丸柱。構造材としているため「絞り丸太」や「磨き丸太」ではなく、角材を削り出した「削り丸太」にしています。
木目がきれいに出てくれるか心配でしたが、、、非常にきれいな丸太で一安心。
文京町の家のキッチンは「二型」というコンロとシンクを分けたタイプになっています。
奥の方はコンロ側ですが、奥様の身長に合わせて高さを下げた吊棚の底部分には、間接照明を仕込んでいます。吊棚下のキッチンワークトップはステンレスのため、実はこの間接照明の種類によってはLED特有のツブツブ感が反射して気になるので、いつも間接照明で使っている器具とは別のものにさせていただきました。
本日現場で確認しましたが、ツブツブ感も感じられず、これまた一安心。
今回のキッチン、特にご覧いただきたいのがタイルです。名古屋モザイクさんの輸入タイルを貼らせていただいたのですが、今回は「目地無し仕上げ」としています。
目地無し仕上げは目地が無い分、タイルを貼った一面の美しさが強調されるように思います。
私の写真がいまいちなのですが、、、1枚1枚、釉薬のかかり具合や焼きムラがあって、凹凸感も良く、これがまた味わい深い。色もめちゃくちゃ良いんです。間接照明も仕込んでいるためラグジュアリー感がより際立っています。
私もできることなら自宅をリフォームしてこのタイルを貼りたい・・・（どこに貼る？！）
ぜひ、これは実物を確認いただきたいところです。
こちらはリビングの様子。右側に見える階段も、詳細寸法を指定して蹴込みと5段目の袖壁の出寸法を合わせています。細かい部分でぱっと見では気がつきませんが、現場で大工さんに一手間お願いしたのが上品さに表れているように思います。
リビングの向こう側は玄関になっていますが、建主様のご要望もあって、間仕切壁の上部を欄間とし、アクリル板を職人さんに入れてもらいました。
玄関とリビングの天井高さを合わせ、仕上げ材も統一したことでリビングから壁の向こう側に向かって視線が伸びていきます。玄関も明るくなり、リビングの広がりが生まれたように思います。
お風呂も最高でした！一言で表すと、高級旅館のお風呂（個室にある貸し切り風呂）です。
桧の框に十和田石を貼ったUSTECHさんの浴槽。腰壁には浴槽と同じ十和田石を貼り、水がかりの少ない壁には桧を貼っています。
木の匂いが本当に良くて、毎日の疲れも取れて癒される・・・そんなお風呂になったように思います。
浴槽に浸かった姿勢でも庭が見えるようにサッシの設置高さは極力低く設計し、サッシ上端と桧の羽目板下端を揃えたことで、きれいに納まったように思います。
また、脱衣室と一体空間となるように間仕切り部分を工夫していますので、こちらはぜひ、現地をご覧いただきたいところです。「どうやったら浴室と脱衣室の一体感が生まれるか」を、考えに考えた末に出たアイディアが効果的になったように思います。
お伝えしたいことがたくさんあって今回はさらっと記載させていただきますが、、、性能的にもバッチリ（許容応力度計算による積雪考慮で耐震等級2・Ua値＝0.27・C値＝0.2）で、かつ第一種換気＋床下エアコンによる全館空調が可能なお住まいのため、ぜひ真冬の2月にご体感いただきたいと思っています。太陽光発電も搭載のため「Nearly ZEH」の超省エネ住宅です。
高性能×自然素材×設計の見どころがたくさん詰まった文京町の家。
ぜひこの機会にご覧いただけると嬉しいです！
