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腰かけ

ベンチは古くからさまざまな文化や時代で使われてきた、非常にシンプルで便利な座席の形態です。ベンチの生い立ちに関するいくつか挙げてみました。

中世の城や修道院などでは、石や木製のベンチが長いものが見られました。これらのベンチは、礼拝や会議の場で使用され、時には食事をとる場としても機能しました。やがて庭園や公園のデザインが重要視されました。この時期になると、庭園には花壇や噴水といった要素とともに、石や鉄でできたベンチが配置され、人々が庭園を楽しむために使われました。そして都市部に公園が整備され、公共の場としての機能が強化されました。この時期には、ベンチが公園や庭園で広く利用され、散歩や休息の場として一般的になりました。ベンチは20世紀に入っても一般的な座席として使用され続けました。様々な素材やデザインが取り入れられ、都市や公共スペースの景観を豊かにしています。

東京の泉 幸甫さんの事務所です。使い込んだ枕木を組んだベンチが通りの前に置かれています。荷物を持ったお年寄りが腰をかけていました。

HARUMACHI ガーデンの石のベンチ。造園屋さんがクレーンで吊り上げて据え付けました。腰かけている様子は、見たことがないです。お尻が冷たくなるからでしょうか?

大工さんが作ったヒバ材のベンチ。遊具の隣にあるので、親子で時々腰かけてくれます。ヒバは水に強く、腐りにくい材質です。もう少しで屋内にかたづけます。

歩道脇のブロックに大工さんが取り付けた、ケヤキ材のベンチ。お年寄りが時々、腰かけてくれます。

展示場の玄関脇に設置したベンチ。足は鉄骨、天板はケヤキ。天板の厚さをもう少し厚くすると、もっとカッコ良くなると思います。

ベンチは、人々が自然や公共の場でくつろぐために必要不可欠な要素として、歴史的に発展してきました。その利便性や機能性から、今日も公園や庭園、街路などさまざまな場所で見られます。   HARUMACHI ガーデンは、いつもオープンしているので、遊びに来てください。

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