こんにちは。営業設計の竹村です。寒くなりましたね!
11月15日~17日の3日間、東京ビックサイトにて建築に関する情報・技術・製品が一堂に会する見本市「Japan Home&Building Show 2023」が開催されていました。その展示会の中で、業界紙の雄『新建ハウジング』さんの『工務店未来会議』が開催されていましたが、その模様をYouTubeで視聴しています。
全部で10対談以上ありますので、すべてを視聴するにもなかなかの時間がかかるのですが、通勤時に聴いたり、寝る前に視聴したりと、隙間時間を見つけてはコツコツ視聴しています。新潟で活躍されている建築事務所さんや工務店さんも登壇されているので、刺激になりますし、自分も頑張らねば!と思う次第です。
今の時代は工務店にとって、激動の時代。いかに情報収集できるかが重要で、例えば断熱の事、耐震の事、意匠や設計、工法、お金の話も含めて常に変化が絶えず、変化についていけなければ簡単に置いていかれてしまう世界線です。
情報の入手先はネット、SNSはもちろんですが、自分の足を使わないといけない場合もあります。
例えば、サッシメーカーのエクセルシャノンさんが展示会を開催していましたので、先日の休みに視察してきました。弊社ではYKK APさんのサッシを標準仕様にしています。以前はエクセルシャノンさんのサッシは框が太く、野暮ったい印象だったのですが、ところが新製品ではYKK APさんよりもかなりスマートになっていました。ただ、コスト面やバリエーション含め、まだまだYKK APさんに軍配が上がると考え、標準仕様は見直さなくて良いと感じましたが、家づくりをご依頼いただく建主さまがエクセルシャノンさんをご存知であれば、私たちも知っておかなければなりません。ご質問いただいた場合のご対応や、ご提案の引き出しを増やすためには、情報収集を欠かさず、常に行動することが大事だと考え、実践しています。
情報収集で一番良いのは絶対的に「人に会う」ことです。ネットやSNSではたくさんの情報が集まりますが、それらは表面上のもので、「実感」が伴いません。人に会って得られた情報には、その方の「実践」による「実感」がありますので、より深い情報として吸収することができます。
例えば新潟の建築コミュニティ「住学」の勉強会では、構造・断熱に次ぐ性能「安全持続性能」を提唱されている株式会社HAPROT 満元さんの講演会を拝聴し、その後の懇親会では同業他社さんから市場動向を伺うことができました。他にも、先日佐渡市の大きな建設会社さんと打ち合わせをしてきましたが、その建設会社さんは独自の工法を実践されていて、「そんな考え方もあるのか、面白いな~」と感心しましたし、段取りが素晴らしく、勉強にもなりました。人に会って話を聞く事は、非常に大事だと痛感しています。
全ては、建主さまに「良い住まい」を届けたいという一心です。来月39歳になりますが、最近、時間の無さを実感しています。建築の世界はまだまだ広く、そして深い・・・1日40時間くらいないと足りません。
まだまだ知識や見分を深めながら、家づくりを追求していきます。