先日、母屋の一部解体前切離しより工事着手を始めさせていただいた同一敷地内での新築工事。
近に果樹園や田園が広がる風情ある環境の中、幹線からも程良い距離を保つ、閑静な住宅地に位置した場所です。
一部の解体前に母屋からの一部切離しには榎本棟梁が、再利用される焼瓦は瓦屋さんが丁寧に下ろしてくれていました。
切離しの一部は母屋に増築された建物ので、母屋との繋の柱周りの納まりが少々複雑になっていて、棟梁とも検討し母屋への負荷の無い形での切離しをさせていたきました。
室内の壁仕上げは土壁で下地には今には手の込んだ貴重な土と竹を使った下地を施工しており、大変趣のある仕上がりのものでした。
そして、今日から本格的な解体作業が始まりおおよそ10日程の時間を要して解体が完了します。
いろいろな想いがつまった母屋の一部をこの度、解体するわけですが、新しく建てさせていただくこの度のお住まいが、これからのご家族の新たな暮らしの中で、より多くの喜びと想い出を紡いでいただける様務めていきたいと思います。