こんにちは。営業設計の田中です!
ガルバリウム鋼板や窯業系サイディングなど現在は様々な外壁の種類がある中、杉板の外壁は年月が経つにつれ風合いが良くなり、その地域の街並みに馴染みやすく経年変化を楽しむことができる外壁材です。
①色合いの変化
杉板外壁は太陽光や雨風の影響を受けて徐々に灰色がかったり、銀色に変わることがあります。これは一般的に「シルバーグレイ」と呼ばれます。
写真は「西蒲区遠藤の家」の竣工当時の写真です。杉板外壁には「ウッドロングエコ」という防護材を塗られています。ウッドロングエコを塗ることで、外壁材を保護する役割だけでなく、竣工当時でも自然な風合いが出るので人気な外壁材の一つです。
上の写真は約3年経った「西蒲区遠藤の家」の外壁の状態です。竣工当時よりも外壁材の経年変化(シルバーグレイ)が進んでいるのが分かるかと思います。
また、植物も育ち杉板と植物の緑がマッチし、街並みに良く馴染んでいます。
②メンテナンス
杉板はガルバリウム鋼板や窯業系サイディングなどとは違い永久的に採れる材料です。メーカー品のものになる何年後に新商品が出て、家に使われていたものは廃盤になっているケースが非常に多いです。杉板なら部分補修が可能です。
③環境にやさしい
杉板は持続可能な森林管理から供給されることが多く、環境に配慮した建材の選択肢として人気があります。県産材などの地産地消を大切にしているノモトホームズにはとても相性の良い外壁材なのです。
杉板外壁は、その美しい外観(経年変化)、耐久性、そして環境への配慮から選ばれる建築材料の一つなのです。