こんにちは。湿度が高い日が続いていますね。これから本格的に梅雨入りになると思うと憂鬱です。雨の日が好きという私の夫の気が知れません。やはり晴れの日が好きです。
さて、先日ノモトホームズの林業応援活動で、山北木材加工協同組合さんの工場視察と伐採現場を見学しました。ノモトホームズが長年大切にしている「新潟県産材」を使った木の家づくりに欠かせない取引先です。視察レポートは社長や竹村さんのブログにもありますので重複してしまいますが、色々と考えるきっかけとなった視察でした。
工場はかなり機械化されていますが、所々、人の手で木材を機械に載せたり降ろしたりといった作業をしている姿も見られましたし、一つの機械に1人がついているようでした。また、製品ができあがるまでにはたくさんの端材が生まれます。山北木材加工さんでは端材の有効活用を進めていますが、その一部を今まで薪販売会で皆様に二次利用してもらっていました。端材をそのままにしておくことは産廃を増やすことになりますので、ゴミにせず別な形で使えるものに変える努力をされています。
また、伐採現場の見学は見ごたえのあるものでした。チェーンソーを使って慣れた手つきで切っていましたが、木1本が倒れる迫力はすごいものがあります。ずどーんと心臓に響く音と振動は何十年とそこで伸びてきた木の生命の重みです。無駄にすることなく、大切に使わなければならないと思いました。
林業の現場を視察し、まだまだ私は林業に対しての理解が足りません。伐採だけではなく、管理することまで人手が回っていないという話もありました。森を守ることの大切さはわかっていたものの、自分の知識の薄さを痛感しています。ノモトホームズのスタッフとして何ができるのかを考え、私たちが視察したことを皆さんにも提供し、体験してもらう機会を設けたいと個人的には思っています。特に伐採現場は見ていただきたいです。木(特に新潟の木)の価値を上げたいです。今回の視察で感じたことを今後のイベントに活かしたいと思います。