RC土留め

RC土留めを施工する際にセパ割図を作成します。型枠のジョイント部分のラインは表面に現れてきますので、均等にラインが来るように割付を行います。また、Pコンの位置が均等に来るように割付を行います。写真のように、型枠のジョイント部分に両テーパーの「角」目地を入れたり、天端に片テーパーの「角」目地棒を入れて化粧で見せることで意匠的にも違いを見せることができると思います。施工の際に注意している点ですが、特に気温の高い時期にコンクリート打設した場合に、土留めの高さが高く連続していると型枠の強度上、１回で打ち上げることができないので２回に分けて打設しますが、その際に打ち継ぎ部分が１体化しないで表面に不連続な部分が現れることがないように、生コンのスランプ値を変えたり生コンが途切れないように注意したり、振動バイブレーターで型枠内部から掛けるだけでなく、壁用の振動バイブレーターや木ずちを使用して不連続な部分が出ないようにしていきます。また、縦目地や天端目地棒の周りに空気が溜まりやすいので、木ずちできっちたたくことで仕上がりをきれいにすることができると思います。

お客様のご厚意で連休明け5/13・14に「新飯田の家」と「道上の家」の2棟同時の完成見学会を開催させていただきます。下の写真は「新飯田の家」ですが、高天井のリビングや使い勝手の良い収納、床下エアコン等々見どころがたくさんあります。是非この機会にご覧いただきたいと思っております。スタッフ一同心よりお待ち申し上げておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。