こんにちは。今週は週3で焼き鳥を食べています、来世は鶏が確定の営業設計の竹村です。
まずは告知からですが、4月1日～9日までの間、平日も含めまして東区粟山にて完成見学会を開催させていただきます！長期間にわたり完成見学会開催をご了承いただきました建主さまには、この場をお借りして御礼申し上げます。
写真は工事中の様子です！
実は建主さま、超大手住宅会社にお勤めの方で、普段から住宅を設計されているプロ中のプロ。ですから今回のお住まいは、建主さまとのコラボ！というような感覚で設計を進めさせていただきました。
こちらの造作家具も、建主さまの具体的な構想を実施図として書き、施工させていただきました。イメージを共有できるように、3Dソフトのsketchupでモデリングまでつくっていただいて、実際の形にしていく家づくりの過程は新鮮でした。
子ども部屋から吹抜を介して、さらには外部へとつながっていく視線。天井の高さを障子に合わせ、板の張り方向（長手方向）を窓に向けたことで、自然と視線が外部へ誘導されます。これは「アフォーダンス（もともとは認知心理学の言葉）」という言葉で説明できる建築的なデザイン手法と言えますが、こうした配慮（板の張り方向を考える）の有無が空間の質を大きく変えていきます。
こちらは外部に面する窓。天井に貼る板の目地や幅をミリ単位で調整し、天井伏図というものを作って大工さんと打ち合わせをし、作り上げたディティールです。室内外で天井がつながるように意識したことで、室内外の天井がサッシ一枚でつながっているという意匠が実現できたように思います。ぜひ、現地で見ていただきたいなぁと思います。
本日は朝一で柏崎市「穂波町の家」のお引き渡しでした！
穂波町の家の建主さまと竹尾モデルハウスで初めてお会いしてからもうすぐ2年。昨年夏に執り行った地鎮祭からちょうど8か月が経ちましたが、こうやってお引き渡しを迎えると、あっという間に感じます。。。早いものですね。
最初は生まれたばかりで小さかったお子さんも、最近は一人で歩けるようになって・・・！家づくりは長期間にわたるので、こうやってお子さんの成長を見られるのもまた、楽しみの一つです。
お引き渡しの度に毎回毎回思うのですが、お引き渡しは大切に育てた我が子を婿・嫁に出す感覚に似ています（もちろん、そんな経験はありません、想像です笑）。
もちろん建物への愛着がありますから、めちゃくちゃ寂しく感じますし、建主さまとの打ち合わせが終わってしまうのもとっても寂しい。。。その反面、新たな門出への祝福と建主さまご家族の新生活が始まることへのお祝いの気持ちと、家づくりを任せていただけたことへの感謝の気持ちもいっぱいです。建物をお引き渡してからが、今度は作り手から「守り手」としてのスタートです。また定期点検でお邪魔させていただくのが楽しみでなりません。
