こんにちは。営業設計の田中です!
本日は「道上の家」の中間見学会でした。道上の家はお客様のご要望により、断熱材はセルロースファイバー、耐震等級3を取得しており、性能面でもこだわっている建物となっています。昨日は建主様も現場をご見学され、とても満足していただきとても嬉しかったです。
本日は「耐震等級」について話していこうと思います。地震大国である日本で住宅を新築するのであれば、地震に強い家を建て家族を守りたいものです。家の耐震性能を見る時に注目したいものが「耐震等級」というものです。「耐震等級」というのものは簡単に言いますと、地震に対する家の強さを数字で示したものでランクは1~3のランクがあり、数字が大きければ大きい程地震に強い家となります。
建築基準法では耐震等級1が基準となっています。耐震等級1の基準である「数百年に一度程度発生する地震で倒壊しない程度の耐震性」とは震度6強から震度7程度を想定しております。2016年に発生しました熊本地震では震度7の地震がわずか28時間の間に2度も発生しております。建築基準法で決まっている「数百年に一度程度発生する地震が…」28時間で2度も発生しているとなるととても恐ろしい自然災害です。。。最近では構造計算を全棟行っている工務店も増えてきておりますし、もちろんノモトホームズでも全棟構造計算をしております。耐震等級のランクを決めるためには構造計算をして審査機関からの合格のお墨付きをもらうことができないと評価していただけません。その分構造計算には時間はかかってしまいますし、もちろん審査機関の審査する期間がかかってしまいますが、一生に一度の家づくり、家族の命を守るためでもありますので、十分な時間を確保し、しっかり確実に行った方が良いとノモトホームズでは考えております。