節分でしたね。
「鬼は外!」と言って窓を開けて豆を撒いたら(投げたら)、「豆がもったいない!外になんか撒いて、何考えてるの?!」と言って妻に怒られたのが去年のこと。アパートから戸建てに引っ越して初めての節分だったので、「今年から遠慮しなくていいか~♪」という思いで窓を開けて庭に撒いたんですよね。
子どもの頃から「鬼は外!」で豆を窓から投げて育ってきた私は(翌朝、鳥の餌になるのです)、それ以来「豆まきのやり方」が分からなくなって、今年も豆まきのやり方が分からないまま、とりあえず鬼のお面をかぶって子どもたちに家の中で豆を投げられた、竹村です。
今日は「太陽光発電のメリットとデメリット」についてまとめてみたいと思います。試験的に最近話題の「ChatGPT」というAIを使って、後述のメリット・デメリットをまとめてみました。
東北電力の「燃料費調整単価」の上限が12月使用分から撤廃され、1月請求分(12月使用分)の電気代がかなり上がったのではないでしょうか。今後もエネルギー需要の増加、エネルギー生産コストの増加などを要因として、電気代が値上がりする可能性は大いにあると言えます。その対策として、再生可能エネルギー(太陽光発電)を採用することで電気代を抑え、安定させることが期待されています。
ちなみにFIT制度が始まった2012年度は「太陽光発電=投資」みたいなイメージが強く、当時の買取価格は住宅の屋根に載せる規模で34円/kWhでした。つまり電気は買うより売る方がお得な時代。これが2023年度は半額以下の16円/kWhです。まあ、太陽光パネルの価格がかなり下がったというのもありますが、大きな価格差です。
今ではプランにもよりますが、18.58~29.28円/kWhなので、電気は買う方が高いため「太陽光発電=投資」というよりも、「太陽光発電=自給自足」にシフトしています。自家消費した方がお得になるわけです。ですから以前は夜間、深夜電力で洗濯や食洗機を回す方が電気代もお得でしたが、今では太陽光発電を利用して昼間に消費電力のピークを持って行った方がお得という訳です。
太陽光発電のメリットは大きく3つです。
- 環境に優しい:太陽光は再生可能なエネルギーであり、
空気汚染や二酸化炭素の排出などの環境問題を引き起こすことがあ りません。太陽光パネルは製造、輸送、解体、廃棄にあたりエネルギーが必要になりますが、「エネルギーペイバックタイム」はわずか1~3年と言われ、つまりごく短期間でライフサイクルに必要なエネルギーを生み出す(相殺する)ことができます。 - コスト効率が良い:長期的に見ると、
太陽光発電は電力費用を削減することができます。新潟では私の経験上、平均的に13年前後でペイできます(もちろん、方位やパネルの枚数、住宅の規模によります)。また今後は住宅の高性能化が進み、電気代も値上がりするとなると、ペイできる期間はもっと短くなると考えています。 - 自給自足性の向上:太陽光発電システムを所有することで、
電力会社に依存しない自給自足的なエネルギー供給が可能になります。これが太陽光発電の最大の魅力ではないでしょうか。
次に、太陽光発電のデメリットです。
- 費用が高い:
太陽光発電の設置には高額な費用がかかり ます。今では概ね1kWあたり28~30万円前後が一般的です。新築時であれば足場は不要ですが、リフォームになると足場工事が必要になる分、費用は割高になります。足場を架ければいっそのこと外装リフォームなんかも同時に行った方が良いかもしれません。ちなみに一般家庭であれば最低でも6kWは載せるのがおすすめです。 - 天候に依存する:太陽光発電は天候に依存しますので、曇り空や雨天などの天候により、
エネルギー生産量が低下することがあります。ただ、新潟県の場合「年合計日照時間」は1500時間前後なので、十分と言えます。あとは配置や住宅の省エネ化といった設計の工夫を行う事で、十分メリットを得られます。 -
敷地や屋根のスペースが必要:
太陽光発電は十分なスペースが必要です。パネルを 配置する場所が不足している場合は、 効果的なエネルギー生産ができません。また新潟の場合は落雪を考えないといけませんので、敷地に十分な余裕が無い場合は、太陽光発電をおすすめできない場合があります。また北側の屋根に太陽光パネルを載せると、北側にある他の住宅に太陽光が反射し、「光害」を招き、住民トラブルにつながる恐れがあるので注意が必要です。
ノモトホームズでは、現在モデルハウスの屋根に太陽光パネルを設置しようと検討しています。またこのブログ等でもフィードバックできるようにしたいと思いますので、お楽しみに!