もうすぐ竣工を迎える三条石上の家。
大きな幹線道路から100m程離れた閑静な住宅街の一画に位置するお住いです。
商圏にも程よい距離感を保ち、バイパスや高速のインターへもアクセスのしやすい住環境に富む条件の良い敷地に建つお住い。
こちらは、当初の計画では木製の手摺受け小柱を考えておりましたが、建主さまからもっと繊細且つ美しいデザインをとご要望いただき、造作スチールによる手摺受けを製作させていただき、施工させていただきまた。
仕上がりをご覧いただきまして、建主さまにも大変気に入っていただいご様子、私もそのご意見を伺いとても嬉しく思いました。
この造作スチール、見た目は大変シンプルな造りにも見えますが、これが見附や手摺全体の支持強度などちょっとした難易度がありましましたが、モダンでありながらも仕上がりも美しく空間に馴染むものとなりました。
お引渡しの時期がどうしても師走の暮れに掛かってしまう為、見学会としての開催は出来ませんが、この先に画像等にてご紹介出来る機会が有ればと考えて居りました。
上は、ハンス.J.ウェグナーのY.チェア建主様がご購入を検討されているものです。
金額もなかなかお高いものですが、一生使いが出来るイスではと思います。
経年すればするほどに、艶を増してその重みを増すもですし、座面のペーパーコードも張替する事が可能ですので末永い使い方が出来るものと思います。
沢山の拘りがつまったお住いが完成しお引き渡しを迎え、建主さまからの竣工のご意見を頂戴することの嬉しさも然る事ながら住まわれてからの経年し、趣を増したお住いを拝見しその暮らしぶりのご意見を伺のもまた、大変嬉しく感じます。