来週で10月が終わってしまいますね。。今年も残り2カ月です。
来月に入ると着工を控えている現場が2件ありますので、申請書類や図面制作を
頑張っていきたいと思います。
本日は「ファミリークローゼット」について書いていこう思います。
家づくりをお考えの方で要望の多いファミリークローゼットですが、家づくりの際に収納量は気になるものです。
アパートや現在の持ち家だと収納が足りないケースや使い勝手が悪いなどの声が多いです。
ファミリークローゼットのメリットは、
①効率的に家事ができる。
例えば、サンルームなどの洗濯物を干す位置とファミリークローゼットが近いと家事動線が短くなりますし、一気に収納することができます。
家事動線が短いことはかなりのメリットです。
②物の管理がしやすくなる
物の管理ができないと一年間の間で着ない服も出てくると思います。
着ないのであれば、その分の収納スペースがもったいないので断捨離しましょう。
限りがある家の収納スペースを有効に活用することができます。
③各居室を有効利用することができる
ファミリークローゼットを設けない場合、寝室や子ども室の各部屋にタンスを
設けたりすると思うので、そのタンス分部屋を有効に利用することができます。
ファミリークローゼットがあればそれぞれの部屋を狭くすることなく、収納力を担保することができます。
ファミリークローゼットを作るデメリットとしては、一階の面積が大きくなってしまうことです。
一階に水廻りがあると必然的に家事動線を考え、ファミリークローゼットも一階に設けます。
一階の面積が大きくなってしまうことは、建物金額、土地の条件にも左右されてしまいます。
そんな時は、二階にファミリークローゼットを設けるなどの対応をしましょう。
その時の注意点は洗濯をする場所と干す場所です。
例えば一階で洗濯をし、二階にファミリークローゼットと洗濯を干すところを設けてしまうと一階で洗った衣類を二階まで運ぶことになりますので家事をする上でかなりの手間です。
(水を含んだ衣類はかなりの重量なので、、、)
家事動線(水廻りや収納をする場所の位置関係)を考える上で設計者の気づかいが重要になってきます。