スタッフブログ

暮らしを考える設計を心掛けています

あっという間にもう秋ですね!

私もようやく長袖で寝るようになりました。

今日は休みを取って、息子の保育園の行事に参加。

アルビレックス新潟もJ1昇格を決めて、秋晴れの良い一日でした。

夕方からは庭の草取り。

自生した桜の木も50㎝程の背丈になりました。

とりあえず育てていますが、庭のスペースもないため、

将来的には抜かざるを得ないのですが、どうしようか悩んでいます・・・

 

暮らしを考える設計を心掛けています

さて、うちの息子ももうすぐ3歳半になります。

子どもが階段から落ちないように階段の下り口に設置していた我が家のベビーゲートも、

息子の成長と共に先日撤去し、市の粗大ごみに出しました。

子どもにとって階段は家の中で一番危険な場所で、小さなお子さんがいる家庭では

ほとんどの方がベビーゲートを設置されているのではないでしょうか。

特に我が家は2階リビングなので、その点かなり注意して生活しています。

私は”こう見えて”慎重な性格だからなのか、職業柄なのか、かなりKYしています。

ちなみにKYとは現場用語で「危険予知」の事です。

設計においても、例えば吹き抜けの手すりは子どもが落ちないようなデザインにしたり、

階段を鳥屋野南モデルハウスの様なストリップ階段にする場合は、

小さなお子さん(特に幼児)が落ちる危険性があるという事を、

ご説明させていただくようにしています。

 

先日、鳥屋野南モデルハウスにご来場いただいたお客様から、

「階段と手すりのデザインは、幼児がいる暮らしを想定していないですね」という

ご感想をいただきました。

これはまさにその言葉の通りで、鳥屋野南モデルハウスは幼児が自由に動き回る暮らしを

想定しておらず、逆に空間の広がりや吹抜けを見上げた時の手すりの意匠性を重要視し、

今のデザインとして設計しています。

 

例えば幼児のいるお住まいであれば、幼児のいる暮らしを想像しては、

モデルハウスとは違う階段や手すりのデザインをご提案させていただくことになります。

具体的には、幼児の頭が入らないような大きな開口は設けませんし、

足をかけて登れないようにして、”閉じた”手摺のデザインにします。

 

幼児はいるけれどストリップ階段が良い!という方には、

危険性をご説明させていただいた上で、ストリップ階段をご提案させていただきますし、

ストリップ階段でも子どもが落ちないように!という方には、

そういう条件をクリアできるようなデザインをご提案させていただきます。

 

このように、「毎日の暮らしを想像する」という事が、

すなわち「設計する」という事なのです。

 

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