ノモトホームズでは来客用のコーヒーを水出しで淹れています。
見た目なかなか大がかりな装置で、朝イチから始め、夕方までかけての1日作業です。
と言っても一度準備してしまえば水が落ち切るまで特に何もすることはないのですが。
一番上に水を入れる容器があって、写真上部分の細長いところにコーヒーの粉を入れ、そこに1滴ずつ水を垂らしていきます。
粉をゆっくり通過してしっかりコーヒーエキスがしみ込んで出来上がったコーヒーがグルグル部分を通り、一番下のフラスコに溜まっていく、という仕組みです。
わたしが担当を仰せつかり、もう数年に渡り淹れ続けていますが、これが実は結構難しい。
水圧の関係か、油断しているといつの間にか水が止まっていたり、だからと言って水の落ちる速度を速くし過ぎると粉部分に水がたまってタプタプになってしまったり・・・
特にすることはない、と言いましたが完全に放っておいていいというものでもありません。
手の掛る子ほどかわいいなんて言いますが、う~ん、どうだろう・・・
ただやっぱりそれ故に「おいしかった」と言ってもらえると非常に嬉しいです。
まだまだ修行中(?)の身。
本気でバリスタを目指すのは厳しいですが、そのくらいの気持ちでやるべきかと。
いつか安定しておいしいコーヒーが淹れられるようこれからも精進したいと思います。