先日点検と営繕のお打合せにお伺いをさせていただいたお住いでのこと
お打合せに中で玄関前に植えられたヤマボウシに何年越しにとりつく
イラガに手を焼いており 何とかしたいとのですがとのご相談を
いただきました
15年を経て枝の張りも良く佇まいの形も整って建物とのバランスもよく
玄関アプローチを引立ててくれています
ただ近寄ってよく見ると沢山の繭がついていますし
幼虫ともなれば多くの糞が駐車場の車に落とされ大変な事は
想像できます
出来れば撤去してしまいたいとの事で
少々寂しくなるのではと憂慮していたのですが
その後に別の樹木をとのリクエストをいただきましたので安心をしました
やはり建物にとっても住まわれる方々にとっても
緑はなくてはならない大切なものと考えておりました
さて 今日のお題の階段と手摺につきましてですが
真直ぐな階段は別としまして廻り階段の場合は
階段2階フローを入れて蹴上を低く抑えた形14段か
途中に踊り場を設け13段での登り切りのでの計画をします
幼いお子様が居られお住いには転落時の安全を考慮した
踊り場を設ける場合と踏板までの高さ蹴上を考慮した周り階段の
2つ内どちらかを検討し計画案を提案させていただき
現在と将来の生活のスタイルを踏まえてのご提案を
と心掛けております
この階段の安全な要と云えるのが 設けられる手摺のバー
ノモトホームズではこの多くを握り心地とデザイン性を兼ね備えた
アオダモの無垢材を8角形にしたものをコストのバランなども考慮し
ご提案をさせていただいています
このアオダモの木 野球の木製バットやお箸菜などにも用いられ材です
人の手により使い込まれるうち 時を経て艶を増し
その握り心地はとてもいものに・・・・・
この他に鳥屋野展示場でもご覧いただけるスチール製の
造作手摺もございます
スチール造作の場合には以前にもご紹介をさせていただきましが
握りのバーの部位には革紐を巻き格子部にはペーパーコードを巻いて
こちらもまた意匠性の高いデザインとなっています
こちらは些かのコスト高とはなりますが・・・・・
時を経ると巻かれた革紐がいい味わいを醸すものと思います