前々から音声メディアに興味がありまして、
とりあえず私もstand.fmというサービスに登録してみました。
stand.fmは他の音声メディアに比べて、配信のハードルが非常に低いので、
これからタイミングをみては、家づくりについてわかりやすく
情報発信をしていきたいと思っています。
もしstand.fmのアプリをお持ちの方は、フォローいただけますと幸いです。
とりあえず「建築士たけむら」がキャッチ―かなと思いました(笑)
ちなみに今日現在、まだ収録は行っておりません!
さて今日は「壁付けキッチンの魅力」についてご紹介させていただきます。
キッチンは、壁付け、対面、アイランドなどの種類がありますが、
これは全てレイアウトによる違いです。
中でも料理をしながらリビングの様子が見える対面式がやっぱり人気ですが、
個人的には壁付け(もしくは二型)が好きです。
なぜならば、我が家のキッチンは壁付けキッチンですが、
壁付けキッチン最大のメリットは、レンジフードやコンロ前の壁が
ダイニング側に無いので、LDKの連続性ができて部屋が広く見え、
LDKを一体の空間として感じることができるからです。
また壁付けキッチンならではの特徴として、目の前に窓を設けられるという点があります。
つまり作業中に外を眺められるわけで、これも壁付けキッチンの魅力です。
我が家の壁付けキッチンは、シンクに立つと目の前に窓があり、
向かいのお宅の立派なお庭を借景にして見えるようになっています。
皿洗いをしながら今日の天気はどうかな?とか、
雪積もっていないかな?とか、道を歩く人も見れたり、外とつながれる場所で
なかなか楽しい場所になっています。
最初は妻も、キッチンから子どもたちの様子を見たいと、対面式を希望していましたが、
自宅の場合、横を向けばリビングの様子が見えるので、
実際に住んでみると、壁付けキッチンでも支障はまったくなく、妻も満足しています。
配膳は、少し振り返って食器棚を兼用させたキャビネットの上に置き、
そこからダイニングテーブルにいる人がテーブルに運びます。
こちらの写真のスタンドライトのあるキャビネットが配膳台の役割もします。
これは結構楽ですよ!
また壁付けキッチンの場合、スペースを有効に活用することができます。
狭小住宅や、面積をなるべく小さくしたい場合などは、壁付けキッチンがおすすめです。
この場合、壁付けキッチンのすぐ後にダイニングテーブルを持ってきて、
キッチンとダイニングを一体として計画すると良いです。
ちなみに自宅の場合、キッチン前のスペースに丸テーブルを置くこともできます。
唯一のデメリットもお伝えすると、食器棚の配置と収納量に困ります。
一般解としては自宅同様、腰高の食器棚を設けるというのが無難でしょうか。
ただ、対面式の場合の食器棚に比べて吊戸棚が無い分、収納量が減る場合がありますね。
対面式の場合の食器棚はこんな感じです。
このように、壁付けキッチンは結構おすすめです。
対面式が一番人気ですが、一度「どんな暮らしがしたいか」を考えていただいて、
「なんだ、壁付けキッチンも良いね!」と思っていただけますと幸いです。