基礎工事

基礎工事に使う型枠ですが、合板に桟

木を使用する在来型枠と鋼製型枠の主に

２種類がありますが、それぞれに特長が

あります。在来型枠は加工が容易ですし

、継ぎ重ねることができるのでＲＣの壁

やスラブ型枠に使用します。

仕上げの用途により打ち放し部分には、

表面にウレタン塗装を施したパネコート

と呼ばれる合板を使用し、仕上げのある

時にはコンクリートパネルを使用します

。

鋼製型枠は業者さんが使用してる型枠

寸法があり、立上り高さにより使えなか

ったりすることもありますが、セパレー

ターを取付けない分、工期短縮や廃材が

出ないことや運搬しやすいことや仕上り

が綺麗なので、住宅の基礎には欠かせな

い型枠です。

鋼製枠を使用して基礎型枠を組み終える

と、土台と基礎を緊結するためのアンカ

ーボルトを固定します。打設に先立ちア

ンカーボルトの位置や本数を各現場担当

者が確認して、問題ないことを確認して

から立上りのコンクリートを打設します。

打設の際に注意する点がいくつかありま

す。気温の高い夏場は生コンの硬化が早

いので、スランプを基準の範囲内でやわ

らかめに頼んだり、生コンの打ち継ぎが

出ないように生コンの待ち時間がなるべ

くないように調整します。

又、コンクリートの表面に気泡が出ない

ように注意します。気泡が出ないように

するには、バイブレーターをきちんとか

けたあとに、ベーススパイラルや振動壁

バイブ使うことで綺麗な表面のコンクリ

ートを打つことができます。

在来型枠を使用した場合ですが、鋼製枠

と違いパネコートの表面に傷が付くと、

そのままコンクリート表面に出てしまう

ため気泡抜きにはベーススパイラルが使

えないので、振動壁バイブを使ってます。

連日３０度超えの日が続いているので、

現場の職人さんも大変そうですが、熱

中症にならないように、水分補給する

ように声掛けて行こうと思います。