外部足場

足場は建物を建てる上で欠かせないも

のです。ＲＣ造などで大きな建物では、

梁成の大きな地中梁があり、鉄筋組立に

先立ち地足場を組みます。地足場は、作

業通路として使用しますが、別にｸﾚｰﾝで

資材を置くためのステージを設置したり

して作業効率や作業が安全に進められる

ようにしてます。ＲＣのマンションなど

では、枠組み本足場と言われる足場材を

使用します。住宅に使用するピケ足場と

違って建地に専用鋼管を掛ける為の部材

が付いて無いので、メッシュシートを張

る際に爪クランプと呼ばれるシートを引

っ張る金具を取り付けることができるた

め、綺麗にシートを張ることができます。

１フロアー約２週間のペースで躯体が積

み重ねられていきます。立上りのコンク

リートの打設が終わると上の階の躯体工

事が開始します。そのタイミングで、上

の階の足場を積み重ねていきます。この

作業の繰り返しで工事が進んで行きます。

住宅に使われる足場は、一般的にピケ足

場が使われてます。材料が枠組みと違い

鋼管でできているので、小さな車両で持

ち運び出来ますし、組払にかかる時間が

枠組み足場に比べて短縮できます。

建地の長さも数種類あります。

組立て方ですが、建地に＠４５０で引っ

掛け用の部材が付いているので、専用の

鋼管や筋交いなどをげんのうにてたたい

て固定していきます。

住宅の建物は下屋や庇があり、足場を組

みにくいと思います。ピケ足場は、布板

の高さを450mmの間隔で自在に移動でき

ますし、枠組み足場と違って狭い敷地内

でも材料をさかしやすいので住宅の足場

には欠かせないと思います。

実際、仮設計画の際に昇降口の位置や

建方時のクレーン開口を設けるか、

作業しやすい床の高さを検討します。

足場の良しあしで作業効率や安全性が

変わりますので、あくまでも仮設では

ありますが、建物に欠かせないもので

す。

先日、信濃川やすらぎ提へ行って来まし

た。川はとても穏やかで、ゆっくり散歩

してきました。