繰り上げ返済は行うべき？　パートⅡ

こんにちは。営業設計の竹村です。

 

さて、ノモトホームズはついに今週からテレワークを導入しました。

いつもはスタッフ同士、クラウド上でデータのやり取りや共有を行っていますし、

全員がiPadを持っていますので、もともとテレワークの土壌は整っていました。

新潟県内でもコロナ感染者数が激増していますので、いよいよ導入に踏み切ったわけです。

 

私も早速昨日テレワークを行いましたが、これがまた生産性が上がって、

非常に良かったですね・・・

何が一番かと言うと、毎日通勤の往復に子どもの保育園送りを含め、

合計1.5時間かかっていましたが、これが０時間に！

本来通勤に使っていた始業前時間で、夕食のカレーを仕込みました。

朝のこの時間はゴールデンタイムで、頭もスッキリしていますので、

これからは何かインプットの時間に使いたいな～と思っています。

 

業務時間中はLINEやzoom、電話を使いながら他のスタッフの皆さんと連絡を取り合い、

田中くんからはiOSアプリの「good note」を共有してもらい、図面のチェック。

その他、見積依頼や材料の発注等、PCとiPadでこなせることをどんどんやっていきます。

18時半には予定していた業務を終了し、業務日報を送って1日が終了。

妻と子どもの帰宅に備え、カレールーを溶かし始めます。

妻と子どもは18時半過ぎに帰ってくるので、普段はそこから夕食を作り始めると

さすがに子どもたちもお腹が空くので、総菜等を買って済ませることが多いのですが、

そこで手作りの夕食を出せたのが大きかったですねー！

 

テレワークだとオンとオフの切り替えがうまくいかないという方もいますが、

私の場合はもともとオンとオフの境があまり無かったのと、

服装はもちろん仕事着に着替えましたが、

「靴下」を履く事で、更に仕事モードになりました。

これ、家では裸足の方も多いと思いますが、テレワークの肝は「靴下」です。

これだけで仕事モードに入ることができますよー！

 

SNSを使ってスタッフ同士のコミュニケーションを保持しながら、

「靴下」という一工夫で、家でもうまく仕事モードに入ることができれば、

テレワークは生産性を高め、ワークライフバランスを充実させてくれるなーと思いました。

 

さて、ようやく本日の本題です。。。

前回に引き続き、「住宅ローンの繰り上げ返済」について書いていきます。

前回、繰り上げ返済のメリットについて書いていきました。

「繰り上げ返済を行うことで、総返済額が減る」という事が一番のメリットでしたね。

そんな中、繰り上げ返済で一番やってはいけないのが、

「繰り上げ返済したあとに車のローンを組む」ということです。

 

例えばこういうケースがあります。

車が急に故障し、あるいは事故を起こし、買い替えが必要になった場合です。

手元に車が買える現金があれば問題ありませんが、これが無い場合は、

マイカーローンを組む必要があります。

住宅ローンはここ数十年、変動金利0.725％（地銀の一般的な金利）という、

超低金利が続いていますが、これが同じ地銀でもマイカローンの金利は

最低でも1.7％です（D銀行のHPより）。

つまり、手元にまとまった現金ができたてそのお金で繰り上げ返済を行った後、

車を買わざるを得なくなって、マイカーローンを組むと、

せっかく返済した住宅ローンよりわざわざ高い金利でローンを借りることになります。

つまり、手元に現金があってこれを繰り上げ返済に使うのではなく、

車を買い替える必要が出た時のために、残しておいた方が今の時代は良いわけです。

 

現金を手元に残しておいた方が良い理由がもう一つあります。

住宅ローンを借りる際に、「団体生命信用保険（通称：団信）」という保険に

入らないといけないのですが（保険料は金利に含まれまる）、

この保険は債務者が死亡したり、大きな病気になった際に、

ローン残高が０円になるという仕組みです。

つまり、頑張って頑張って繰り上げ返済したのに死亡してしまった、となった場合が

一番もったいないですよね。

（すみません不謹慎ですがもったいないという語彙力しかありませんでした）

もっとも、未来のことは誰も分かりませんが・・・

 

以上の事から、繰り上げ返済のデメリットまでは言いませんが、

繰り上げ返済を行う際に考慮すべきこととして、一考いただければと思います。