スタッフブログ

軒先のデザイン

こんにちは。営業設計の竹村です。

 

週末は「中野山の家 完成見学会」を開催させていただいておりました。

最終日の今日はあいにくの雨天でしたが、本日お越しいただきました皆様、

本当にありがとうございました。

また、この度の見学会開催をご快諾いただきました建主さまには、

スタッフ一同、心より御礼申し上げます。

ありがとうございます。

私たちの様な小さな地域工務店というのは、大手メーカーさんの様に

TVCMや新聞折り込みをどんどん打っていく、ということがなかなかできませんので、

完成見学会は、私たちノモトホームズの家づくりを知っていただく、

大変貴重な機会となっています。本当にありがたいです!!

 

さて、4月10日(土)・11日(日)も新潟市西区で完成見学会を開催させていただきます。

二週続けての見学会開催となりますが、「住まいは、生き方」とあるように、

両邸ともまったく違うお住まいになっています。

ご協力いただきました建主さまには、心より御礼申し上げます。

 

さて今日の本題ですが、「軒先のデザイン」と題して書いていきたいと思います。

このタイトルだけで3,000文字くらいのブログが書けそうなくらいなのですが、

ちょっと時間が無いのでまたの機会にさせていただきまして、、、

本日は中野山の家の下屋部分の軒先について、ご説明させていただきます。

中野山の家の下屋部分の軒裏は、フラットなデザインにして

サッシの上にぴったりくるようにしています。

この場合、軒先を普通に作ってしまうと、「鼻隠し」と呼ばれる正面の板がぶ厚くなって、

なんだかやぼったくなってしまいます。

 

そこで、このように鼻隠しを2重の構成にして、段差と奥行を設けることで、

正面から見た時に薄くスッキリ見えるようにしています。

MacBook Airをイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。

このように先端を斜め(私たちはテーパーを付けると言います)にすることで、

エッジを強調させて、実際の厚みよりも薄く見せています。

中野山の家の鼻隠しも、この意味合いです。わかりますでしょうか・・・

 

ちなみに、鼻隠し同士の間にはスリットを設けて、ここから外気を取り入れ、

屋根の中に湿気が溜まりにくくするように工夫しています。

 

ホームページの施工事例にある「焼杉の家」の破風板も、

普通に作ってしまうと厚みが20㎝近くのごっつい見た目になってしまうため、

やはり二重破風の構成でデザインしています。

(手前味噌ですみません)めちゃくちゃシャープでかっこいいですよね!

片流れ屋根の潔く明快な意匠性、軽やかな屋根のデザインは、

ディティールの追求無しでは実現出来なかったと思います。

 

今日の結論ですが、

特に建主さまにはご説明はしないのですが、このように細かいところにも

一工夫、二工夫しているのがノモトホームズの家づくりです、という事です。

ご興味がありましたらぜひ週末の完成見学会にお越しください!

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