こんにちは。営業設計の竹村です。
早いもので、今日は9月の最終日。明日でもう10月ですね。
この頃はとても涼しくなり、いよいよ新潟にも秋がやってきたという感じです。
今日は日和も良く展示場の庭がとても心地良く思え、昼休みにウッドデッキでお昼ご飯を食べ、
そのまま読書をしてみました。食欲の秋、読書の秋の実践です。
虫の音につつまれ、風が吹き抜ける中でのご飯はとても美味しく感じられ、
まちなかにいてもこんな体験ができるなんて!と新たな発見があり、有意義で豊かな時間でした。
近所のコンビニでコーヒーでも買えばよかった・・・と少し後悔。
「まちなかアウトドア」もだんだん注目され始めていることですし、
今後も展示場の庭でプチアウトドアを楽しんでみようと思います。
さて、最近夕食後は秋の夜長を楽しもうと、もっぱら読書に勤しんでおります。
9月に読んだ本のご紹介を少しだけ。
『住宅建築家 三人三様の流儀』(著:中村好文・竹原義二・伊礼智/2016年)
住宅設計をされている3人の建築家の対談集です。
今の日本の木造住宅業界ではスーパースターな3人が、それぞれが設計した住宅を舞台に対談を行っています。
住宅建築に対する考え方、設計手法、学生時代の事、バックボーンなど、
ざっくばらんに展開される話の中でそれぞれの「流儀」を垣間見ることができ、とても勉強になる本でした。
『伊礼智の住宅設計作法 小さな家で豊かに暮らす』(著:伊礼智/2015年)
伊礼さんといえば、設計の考え方として「小さくまとめる」こと、「設計の標準化」だと私は思います。
この本はそんな伊礼さんの住宅に対する考えがまとめられたものでした。
「設計の標準化」の話は、以前新潟であった講演会の際にもお話しされていましたが、何度読んでも勉強になります。
省力化、コストダウンのみならず、設計効率、施工性、品質の向上など、「標準化」がもたらすメリットは非常にあり、
またそれが仕事の質を上げ、作風にもつながる、と伊礼さんは言われています。
書かれている内容全てに共感できる本でしたので、今後も私のバイブルとして、手元に置いて熟読していきたいと思いました。
『あたらしい家づくりの教科書』(共著/2016年)
最近発売されたばかりのこの本は、「エコハウス」のトップランナー8名の共著となっています。
日本の温熱環境の専門家8人が夢の競演。まさに「神8」です。
住宅の温熱環境分野では、日本は世界に取り残されているという問題意識から、
それぞれの視点で「高性能なエコハウス」づくりについてデータやイラストを多用し、とてもわかりやすく書かれている本でした。
温熱環境は個人的にも非常に興味のある分野ですので、これからも勉強していきたいと思う次第です。
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