残すところ2015年もあと半月ほどとなりました。
何かとバタつく師走ですが、なんとか機嫌よく締めくくりたいものです。
一度は白紙になった「新国立競技場」も、新しい候補2案がお目見えになりましたね。
A案・・・隈研吾 設計 B案・・・伊東豊雄 設計 とされています。
どちらも日本を代表する有名建築家ですよね。
デザイン以外に、工期、コストなど総合的な判断がされていくんでしょうけれど、
わたしとしては、どうもこの設計者のネームバリューに気を取られております。
前回のこともあり、選考の場への透明性や、責任の所在を明確にしておくことが求められているようですが
単純にこの両案がどのように評価されて、選考されるのかがとても気になります。
会議に「一般国民席」みたいな枠を作ってもらいたい!
どちらも「木」を主要部分に使用することを一つの特徴としていたり、
歴史や周辺環境とのつながり、自然に調和することをテーマに挙げていて、
その辺りは前回のザハ案とはすこし違って、日本の建築家ならではなのかも。
「ドドーン!どうだ!」という斬新なザハさんの競技場も見てみたかったですが
「今の日本らしさ」のようなものは、今回の2案にあるような気がして・・・好印象です。
これからの動向と、競技場の完成形がとても楽しみです。