浮世絵大好きです！
好きな絵師は
葛飾北斎 歌川広重 小林清親
現物の美しさは印刷物とは比べ物になりません
絵師 彫師 刷師
という高度な技術とシステムで
作品が成り立っているところにも心が動かされます
浮世絵はゴッホやピカソはじめ
海外の画家に大きな影響を与えた故に
芸術的価値は海外で高く評価され
多くの作品が流出してしまいました
特に現物を見ることが困難なのは春画
そんな状況の中
ロンドンの大英博物館で
浮世絵展が開かれ
4か月で9万人を集めるほどの大盛況
さあ お待ちかね
日本に巡回ですよ
といったところでストップ
批判や当局の摘発を恐れ
受け入れる美術館がありません
日頃
表現の自由なんて言ってるくせに
何とも情けない・・・
海外からも
どーして？？？
そんな中
自分から会場を提供したのが
細川護煕さん
さすが殿！
目白台の広大な屋敷後にある「永青文庫」
早稲田や新宿に向かって南傾している高台の
素晴らしい場所ですが
駅から離れていることもあり
普段人通りはほとんどありません
そしてラッキーなことに
私のところから徒歩10分弱（＾－＾）
どうせ空いてるから
ゆっくり見られるぞ～と
とある平日の午前中
昼食に出るついでに
足をはこびました
普段人気のない場所に
何だか群衆が・・・
小さな建物の永青文庫は
どの部屋も人でぎゅうぎゅう詰めです
しかもおばさまから若い女性といった
女性率の高さ！
どこの美術館に行っても
同様の傾向を感じる事が多いこのごろです
作品の内容からすると
直視するのも気恥ずかしいと思いきや
そんな事はどうでもよくなるほどの
現物の版画や肉筆画の素晴らしさ・・・
鳥居清長よかったな～
老若男女
皆がとても楽しそうに鑑賞していたのが
印象的でした
ミュージアムショップも面白かったですよ
「世界が、先に驚いた。」
