ダイニングテーブル

こんにちは。営業設計の竹村です。

 

本日は阿賀野市にある弊社の倉庫にて、「上新栄町の家」の建主さまと

堀座卓に使用する一枚板の打ち合わせを行いました。

 

もともとお使いのものを転用いただく予定だったのですが、

せっかくだからということで、造作のテーブルをご要望いただきました。

丸太を製材して十数年経った、厚さ50mmもある欅（けやき）の一枚板です。

長さは2.9m、幅は一番広いところで1.1mもあります。

だんだんくびれていって、一番狭いところで幅が65cm程になるため、

ダイニングテーブルの一般的な幅には少し届かないかな～という懸念がありました。

そこで、「これは実際に建主さまに見ていただかないと！」と思い、

阿賀野市までご足労いただいた訳なのですが、、、

打ち合わせの結果、食事もなんとかできそうなんじゃないかということで、

この世界に一つだけの一枚板で進めていくこととなりました。

建主さまのご希望だった”耳”もあって、無垢板の醍醐味を味わえる一枚板です。

 

欅は、日本の高級木材として昔から使われてきました。

社寺建築では、ここぞ！という柱に欅が使われています。

木目には、他の樹木にはない力強い美しさがあり、

それから堅木のため、傷にも強いし耐久性もあるというすごいヤツ。

 

長期間乾燥させているので、反りも少ないはず。

これから表面を削り、長さを調節してテーブルの天板にしていきます。

脚をどう設計するか・・・じっくり検討していきます。

いや～、楽しみです！！