ふと思う。
近頃は『床の間』のあるお家が少なくなっているのではないでしょうか。
小さくても和室はひとつ欲しいと言われるお客さまは多くおられます。
しかし、所謂『THE 床の間』を取り入れない傾向があるようです。
確かに、いまどきの30代、40代くらいのご夫婦で、
床の間に飾る掛け軸や、ちょっと高価な壺（？）などを所有されている方は
あまりいらっしゃらないかもしれませんね。
敢えて、飾るものをそこにこだわる必要もないのでしょうが、
実際「じゃあ、床の間はどうする？用途は？」となれば
なくてもいいか、という結論に達するのもわかる気がします。
こちらは竹尾モデルハウス和室の床の間。
このくらいのサイズ感とデザインならば、床の間もありでしょうか。
子どもの頃、「床の間には上がってはいけない」と言われていました。
意味はよく分かりませんでしたが、何かしら特別な場所なんだろうなと思ったものです。
長年の文化的な意味合いもあるのだろうと思うと、
必要に応じて、残していってほしいような気もします。
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