こんにちは。営業設計の竹村です。
先日の日曜日に開催させていただきました、「山北杉体験バスツアー」。
この企画に参加するのは、今回で3回目となります。
朝からぐずついた天候も昼前にはすがすがしい秋晴れとなり、
とても良い一日となりました。
竹尾モデルハウスを出発し、途中休憩を取りながら到着した今年の伐採現場。
高さ40mはあるでしょうか、樹齢100年を超える杉の人工林です。
先人たちが100年前に植樹を行い、こうして後世に残していただいた大切な資源。
当時、どんな想いで植樹をされていたのでしょうか。
葉が頂部にしか無いのは、枝打ちを行いながら大切に育てられてきたため。
山北木材加工協同組合の髙橋さんが登場。
今回の企画について、大変ご尽力いただきました。
弊社HPのコラムでも高橋さんとの対談の様子が掲載されていますが、
髙橋さん、新潟の木が本当に大好きなとても熱い方なんです。
髙橋さんの挨拶が終わり、いよいよ伐採が始まります。
職人さんがチェーンソーで伐っていきます。
まさにその木の生を全うした瞬間です。
ミシミシ、メキメキと響く音とともに、ドゴーン!!と倒れ込みます。
この模様の動画は、弊社インスタグラムにてご覧いただけます。
大迫力ですよ~!
倒れた木に、モモンガの巣穴を発見!笑
職人さんに聞くと、キツツキが明けた穴を広げて、自分の巣穴にしてしまうそう。
伐採見学のあとは、みなさんでお弁当をいただきます。
山の中で食べるご飯は、本当に美味しい!
ちなみにこの写真の背後に写っている人工林は、私が撮影している場所の左右後ろと
広大な範囲に広がっていますが、見える範囲の木はおよそ2か月ほどで
全て伐採してしまうそうです。
それでもまだまだ森林資源は豊富にあるわけです。
食後は、高橋さんによる木にまつわるクイズ。
桐(きり)は、実は木ではないそう。初めて聞いてびっくり!
皆さん知っていましたか?!
最後は工場を見学させていただいて終了。
これから出荷を待つ構造材や羽柄材が、梱包されてたくさん積まれていました。
昨今では、安価で安定した供給体制が確保された外国からの輸入材に比べ、
国産材が使われることは少なくなってきました。
日本国内の森林面積はこの50年間でほぼ変わりはありませんが、
森林を構成する木の幹の体積の総量を表す、「森林蓄積」はどんどん増えていっています。
つまり、年々国産の木を使うことが少なくなってきた、ということです。
新潟の木を積極的に使うことで、地球環境や、地産地消、地域のことも考えながら、
サスティナブルな社会の実現に少しでも役立てればよいなぁと改めて思います。
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