建物への想い入れは
人それぞれ 沢山あるものでは
ないでしょうか
これから 建替えを検討されている
お客さまとのお打合せの中での
事です
やはり何十年と住み慣れた建物を
解体して
新しい建物へとの計画です
解体と一言で言ってしまえば
それまでの事ですが・・・
様々な思い出が詰まった建物
結論に至るまでには
それ相応の精神的エネルギーを
要するところだったのではと
思います
ご要望の中に
現在の建物に使用されている
柱材の何本かを
新しい建物に使用で出来ないだろうか
との相談をいただきました
その 柱の中には
お子さま達の 成長を記して来た
思い出の柱が・・・
現在計画案を検討中では
ありますが
確りと 新しい建物に設えたいと
思っております
また 昨日はお引渡しから
3年目を迎える施主さま
の建物の前を通り掛ったので
庭先から外観を見させて
いただいたのですが
完成時に些か気になさっていた
障子の破れ・・・
小さかったお子さまも
成長し
当時の破れを繕った数ヵ所の跡が
もう暫く経つと
きっと 貼りかえられ
新しく為る事でしょうが
これもまたこれで
ちょっと 不謹慎かもしれないのですが
味わいのある
情景ではと・・・・・・。