こんにちは。営業設計の竹村です。
先日の山形建築ツアー、初日の夜は
宿泊先のホテル「スロービレッジ」の屋上を使った
スカイデッキにて、勉強会でした。
スクリーンとプロジェクターを使って、建築についての勉強会です。
これがなかなか盛り上がり、深夜1時まで続きました。
豪雪地帯山形県南陽市で、屋上をリゾート空間として楽しむという、
他に類を見ない取り組みが、シエル・ホームデザインの持ち味。
夜は少し肌寒かったですが、ジャグジー風呂に浸かりながら
非日常を体験することができました。
2日目は朝から、南陽市民ホール「シェルターなんようホール」の見学でした。
エントランスを入るなり、パルテノン神殿か!と
思えるほどの木造の柱が目に入ります。
このホールは「最大の木造ホール」としてギネスに認定されているとか。
木造の弱点である「火に弱い」という部分を、
火に強い石膏ボードで囲い込むという特殊な技術でクリア。
こちらが柱の断面模型になります。
こうして見てみると、「果たして木造と呼んで良いのか・・・」という
気がしなくもないですが、それはさておき、
職員の方に館内をご案内いただきました。
こちらがホール内部です。
この大スパンが木造で実現できているとは、なんとも驚きです。
舞台にも上がらせていただきました。
舞台の床板には桧を使っているとのこと。
この建物では、南陽市産材の杉が5,700㎥使用されています。
ノモトホームズの家で、30坪前後の住宅で越後杉が
20~30㎥使用されていることに換算すると、
約280棟分の地産材が使用されていることになります。
ちなみに、山形県のホームページで調べてみますと、
南陽市における平成29年度の住宅の着工棟数は153棟との事です。
地域の森林や、林業を守り、環境保護という公益的な観点からも、
これだけの地産材を使ったことには大きな意味を感じました。
次回は、
山形市における「エリアリノベーション」視察レポートです!
最近全国各地で展開され、注目されている「エリアリノベーション」。
遊休不動産をリノベーションし、いかに地域(エリア)の価値を高めていくか・・・
これがなかなか面白いです!お楽しみに!
★モデルハウス公開中です!お問い合わせはこちらまで↓
ノモトホ-ムズ
所在地:〒950-0862 新潟県新潟市東区竹尾2丁目263-4
電話:025-270-4400