3月11日、あの東北での震災から今日で丸5年が経過します。
もう5年、時の流れを早く感じてしまうのはどういう心境からなんだろうか、被災された方々は5年の月日の流れをどう感じているんだろうと、考えています。
テレビで被災地の映像を見たり、こうして3月11日が近づいてきたりと、何かきっかけがなければ日常の生活の中ではなかなか震災のことを思い出さないのが正直なところです。
被災地ではない新潟で震災の日を過ごしていたわたしでも、その日のこと、すごく怖かったことを昨日のことのように思い出します。
それであれば実際に被災地にいらした方はなおさらのこと、きっと思いも及ばない、言葉に尽くせないほどのたくさんの感情を持たれたのではないかと思います。
震災の起こる1年半ほど前に、宮城県の石巻や松島に行きました。
自分が実際に見た景色で、まさかこんなことが起こるとは思いもせず、津波の映像や震災後の街の様子などを信じられない思いで見ていました。
いかにこの日常の生活がありがたいことか、当たり前と思って過ごしていることが当たり前ではないかと思い知らされます。
月日の流れとともに、徐々に被災地を訪れる観光客も減ってきていると聞きます。
わたしもまだ行く機会を持てずにいますが、やはり何かしらこんな自分でも出来ることを考えなければならないと、今日のこの日を向かえつくづく思うのです・・・
