戦後昭和40年を境に、急成長を
遂げた日本経済
全てにおいて消費、消費で回り続けて来た
感は否めないところ・・・
建物もまた、そうした中
今日まで、その影響をまだ
色濃く残している様に思えます。
建物の照明もまた然り・・・。
幼少期の記憶を思い起こすと
照明はガラスシェードに電球
今で言う所の電球色
当時は停電なんかも
昨今とは違って、頻繁にあり
しかも長時間・・・
風の強い冬期などは備えの蝋燭は常に
手の届く所へ・・・
その後蛍光灯に代わって
青に近い明るさに・・・
現在建物に措いては
施主さまへの提案として
要所要所の使い分けで
照明器具の灯りを昼白色
電球色と使い分けし
提案をさせていただいています。
細かな作業をする場所や
デスクワークの場所などは
昼白色
ゆったりと寛ぐ空間へは
電球色と言った様に
今はその殆どがLEDと為り
これもまた光出来たりと
至れり尽くせりのものも・・・
年代の違いも多いに有るのでしょうが
昔々、あの頃のほの暗いあかりもまた
心惹かれるものがありますね。