こんにちは。アーキテクトの福本です。
やっと暖かくなってきた…と思いきや…
花粉の季節がやってきますね。
私は年度によって、くしゃみ鼻水の程度が結構違っておりまして
今年はいかがなものか…
『スギ』や『ブタクサ』に反応しているような感じです。
新潟県の予報はこちら。今年も多そうです。
家の中では、快適にすごしたい…ということで
今回は、換気と空気について書いてみたいと思います。
ホコリや花粉はどこにたまるのか?
ハウスダストや花粉・ほこりなどは、基本的に空中を舞っているわけですが…
濃度が濃い部分と薄い部分があります。
床下から30㎝の部分に集中しているそうです。
身長が低く床に座ることの多いお子さんやペットはその影響を受けやすく
身長が高い大人は比較的影響が少ないということになります。
弊社がモデルハウスで採用している『1種換気システムsumika』では
床下に排気口がついているため、濃度の濃い部分を重点的に換気することで
室内をきれいな状態に保つことができます。
外部の汚れを室内に入れないために
換気においては外から取り入れる空気もとても重要になります。
『1種換気システムsumika』では給気口に高性能フィルターを使用し
花粉などの微粒子をフィルターでせき止めます。
ちなみに粒子の大きさとしては
スギ・ヒノキの花粉が 直径30~40μm
黄砂が 直径4μm
PM2.5が 直径2.5μm
※1μmは1mmの1/1000の長さの0.001mm
本フィルターではPM2.5までの細かさの粒子を99.8%程度取り除くことができるそうです。
それでも家の中には入ってくる
とはいえ…ここまでしても花粉の家への侵入を完全に
防ぐことは難しいでしょう。
出入りの際や、コートやカバン・髪に付着したまま
家の中に持ち込んでしまうからです。
例えば、玄関にコート掛けを設けたり、玄関から洗濯室へ直行できるような
建築や間取り上の工夫で極力持ち込まないことはできるかもしれません。
空気は目に見えませんが、換気計画をしっかりすることで
家の快適性をさらに向上することができます。
モデルハウスでは、換気システムの本体やフィルター等も見ることができます。
お越しの際には是日、ご覧になってください。