薪ストーブの炎には不思議な魅力があります。ゆらゆらと揺れる火を見つめていると時間の流れがゆるやかになり、心が落ち着いていく感覚があります。
古代から人類は暖をとり、料理をし、火を囲みながら語らいを重ね生活してきました。その記憶が私たちの奥深くに刻まれているのかもしれません。薪がはぜる音や、ほんのりとした木の香りもまた、心地よさを増してくれる要素なのでしょう。
普段は忙しく過ぎていく日常の中で、炎を眺めるひとときは、心を無にできる貴重な時間なのかもしれません。薪ストーブの火を囲んで、静かに過ごす夜は格別ですね。
今年は受験生がいたので、夜遅くまで薪ストーブを焚いたので薪が少なくなりました。薪ストーブの火にはエアコンやストーブにはない心地よさがありますし、受験勉強を支えてくれた火だと思うと、また特別な思いが湧いてきそうです。今年の冬が終わる前に、来季に向けた薪の手配も始めたいと思います。