佐藤です。
今日は朝カーテンを開けると予想外の雪でびっくりしてしまいました💦
先週の雪と比べると大したことはないですが、雪や雨の日は道路での渋滞が起きやすいと思いますので、早めに家を出るなど対策をしていきましょう!
さて、今回は新潟県では切っても切り離せない雪下ろしについて書いてみたいと思います。昨年まで長岡の方で仕事をしていましたので、その経験をもとに簡単にポイントをまとめてみました。
1. 事前準備
- 天気の確認: 雪下ろしを行う前に天気予報を確認し、風が強くない日や気温が低くない日を選ぶと、作業がしやすくなります。
- 道具の準備:
- 雪下ろし棒(長い棒)や雪かき用のスコップ、シャベルなどを用意します。
- 必要に応じて、屋根の上に登るための梯子や、安全帯を使用する準備をしましょう。
- 防水の防寒具(上下、手袋)、帽子(耳当てなどもあると◎)、長靴やブーツなどを着用し、長時間外にいることを考慮して体温が低下しないようにしましょう。
- 安全対策:
- 屋根の上で作業をする場合、転落を防ぐために必ず滑り止めの靴やヘルメットを着用し、必要に応じて安全帯も使用します。
- 屋根下に人や物がないようにして、雪が落ちる範囲を確保しましょう。
動いていると熱くなってきて防寒具などを脱ぎがちですが、服や手袋などが濡れてしまうと、休憩後などの使用時に急激に体温が持っていかれて手足が冷えたままの作業になり怪我や事故にもつながりやすいのでなるべく肌に近いものを濡らさないように気を付けましょう。
2. 雪を下ろす順番
雪が積もった状態を一度にすべて取り除くのは非常に重労働です。効率よく、かつ安全に作業を進めるためには以下の順番で行います。
- 最初に屋根の端から雪を取り除く: 屋根の端から順番に雪を下ろしていきます。屋根の端に雪を溜めておくと、後で一気に落ちてきてしまう可能性があるため、まず端の方を少しずつ処理します。
- 中央部から外に向かって雪を取り除く: 中央に積もっている雪は重いことが多いので、最初に少しずつ外に向かって除雪していきます。中心から外側に向かって作業を進めることで、雪が滑り落ちることを防ぎます。
- 積もった雪を小分けにして取る: 一度に大量の雪を落とそうとすると屋根に負担がかかります。雪を小分けにして取り除き、何度かに分けて作業を行うことが推奨されます。
屋根の上の雪はすべて下したくなると思いますが、屋根材は滑りやすいものが多いので30cm~50cm程度は残しておく方がよいです。残した雪が足場になり落下や滑り落ちる可能性が低くなるためです。
3. 雪下ろしの方法
- 雪下ろし棒を使う: 屋根に登らずに雪を下ろすためには、雪下ろし棒(長いポールの先にブラシやシャベルがついているもの)を使用します。これにより、高い位置の雪を下ろすことができます。落下や怪我の心配が少なく安全ですが、落雪には注意が必要です!
- 屋根に登って作業する場合: 屋根に登る際は、必ず安全確認をし、滑りにくい靴や専用の道具を使って登ります。また、屋根の角度が急な場合は無理せず、屋根専用の作業用具を使って雪を少しずつ下ろします。
4. 注意点
- 雪の重さ: 雪が湿って重い場合は、無理に取り除かないようにしましょう。重すぎる雪を無理に降ろすことは、屋根に大きな負担をかけたり、事故につながることがあります。専門家に相談することも検討します。
- 屋根材への配慮: 屋根の表面に傷をつけないように、スコップやシャベルの使い方には注意が必要です。金属の道具は傷をつけやすいため、注意して扱いましょう。
5. 安全を最優先に
雪下ろし作業は体力を使うので、休憩を挟みながら行ってください。また、屋根の雪下ろしは非常に危険を伴う作業です。自分で行うのが不安であれば、専門の業者に依頼することも検討しましょう。無理をせず、状況に応じた対策を取ることが大切です。
安全第一で作業を進めましょう!!