こんにちは。
新潟で自然素材の注文住宅を建てるなら新潟のノモトホームズ|営業設計の竹村です。
毎日暑い日が続きますね。エアコンの無かった時代の日本人は、どうやってこの暑さをしのいだのでしょうか。
気化熱を利用する打ち水や、日射取得を抑える簾、心理的に涼を感じさせる風鈴などは、
昔から日本人にとってなじみのある手法で、エアコンのある現代でも十分通用しますね。
特に簾は室内側に設ける障子やカーテンに比べ、日射遮蔽の効果もあり
特にこの季節の西側の窓に設置すると効果抜群になります。
夏涼しく快適に住まうには、室温を下げる事も重要ですが湿度のコントロールも大切です。
ノモトホームズのモデルハウスは、床壁天井全てが自然素材で、吸放湿性のあるもので包まれています。
無垢の杉のさらっとした足触り、じめっとした感じのしない室内は快適です。
築12年ということで当時のサッシ性能では日射熱取得も大きいですし、
また断熱性能も現行の標準仕様からは大分劣ります。
外気温の高い昼間は、窓を開け放しても温風しか入ってこないのでなかなか暑い室内ですが、
エアコンを入れればとても快適に過ごせます。
話は変わりますが、先日、朱鷺メッセで開催された講演会では、近畿大学の岩前篤教授が登壇されました。
講演の中で、兼好法師による随筆「徒然草」の一文が紹介されました。
「家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる。」
高校生の頃に、古文の授業で習ったのを覚えていますが、非常に有名な文章だと思います。
要は、「家の作り方は、夏の住みやすさをベースにつくってね!」という事なのですが、
岩前教授曰く、「現代においては全く通用しない」、とのことでこれには同感でした。
岩前教授がユーモアを込めてこれを「兼好法師の呪い」と例えられておりましたが、
皆さん高校の頃に一度は目にしたこともある文章かと思いますし、
もしかしたら日本には「夏を重視すべし!」という考えが一般的に広がっているのかもしれません。
そうではなくて、冬場のヒートショックを防ぐことが、健康に長生きする上で重要であり、最優先事項。
「冬場、室内の温度差を取り除くことをむねとすべし」ということを再認識しました。
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