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江南の家 現場レポ ―オークのハギ板を使った階段―

こんにちは。営業設計の竹村です。

江南の家、引き続き大工工事が続いています。
フローリングが張り終わり、今日は階段材の加工。
1階のフローリングにはオークを使っているため、階段も1階床に合わせてオークを使います。

こちらは階段の周り部分。
幅の広いオークのハギ板を使っています。
ハギ板とは、幅が50mm〜200mm程度の無垢板を繋ぎ合わせて1枚の板にしたもの。
実はこれが結構お金がかかる部分なんです。
表面に薄いオークの突板を貼った化粧合板(練り付け合板)の方が安く、もちろんそれでも階段は作れるのですが、将来的に傷や凹みがあると突板下地の合板が見えてきてしまうので、階段材や家具の天板には、無垢板を繋ぎ合わせたハギ板を使うようにしています。

ちなみに、私の自宅の下足入れの天板にはハギ板ではなく、オークの無垢板を1枚で使っています。
オークの無垢板は結構伸び縮みや反りが生じやすく、使ってみてびっくりしました。
その点、ハギ板の方が寸法安定性があるので伸び縮みや反りは少ないのですが、左官工事の多い現場では大量の水を使用する為、工事中の室内の湿度が高いとハギ板でも反ってしまう事があります。
そこで、左官工事の時は通気を良くしたり除湿機をフル稼働させ、さらにハギ板自体が吸湿しづらいよう、あらかじめ自然塗料を塗布しておきます。
無垢材は高価で扱いにくい素材ですが、永年的な美しさや素材感が感じられ、何年暮らしても飽きることはありません。

大工は長年ノモトホームズの家をつくってくれている廣瀬さん。
鉛筆で墨付けを行い、丸鋸を使って丁寧につくってくれています。
私以上にコーラが大好きなので、現場にはいつもコーラが置いてあります・・・笑

 

営業・設計
竹村 泰彦 YASUHIKO TAKEMURA
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